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濡れ髪喧嘩旅

  • ぬれがみけんかたび
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  • 平均評点

    64.0点(29人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル 時代劇 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/2/17
上映時間 98分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚本八尋不二 
企画八尋大和 
製作三浦信夫 
撮影本多省三 
美術太田誠一 
音楽小川寛興 
録音林土太郎 
照明古谷賢次 
編集谷口孝司 

キャスト

出演市川雷蔵 おさらば伝次
川崎敬三 遠山金八郎
浦路洋子 投げ刃のお鈴
真城千都世 流れのお艶
三田登喜子 おしま
浜田ゆう子 おそよ
仁木多鶴子 むささびおせん
山田五十鈴 春駒太夫
島田竜三 遠山金四郎
美川純子 お妙
加茂良子 おかつ
伊沢一郎 死神の権次
清水元 うわばみ仁右衛門
寺島貢 大沼軍蔵
本郷秀雄 貧乏神の三太
阿部脩 力造
荒木忍 黒崎主膳
スリー・キャッツ 歌手
南部彰三 榊原主計頭
水原浩一 もたせの弥三
寺島雄作 藤沢の五郎蔵
東良之助 平塚の藤兵衛
光岡龍三郎 厄病神の弥十
原聖四郎 神坂五平太
伊達三郎 種村文之丞
石原須磨男 治兵衛
尾上栄五郎 春駒一座の役者
綾英美子 おきぬ
小林加奈枝 おたつ
金剛麗子 おげん
堀北幸夫 多十
玉置一恵 上役高山
芝田総二 甚兵衛
大貫正仁 伝次(幼時)
伊藤春美 お妙(幼時)

解説

「千姫御殿(1960)」の八尋不二の脚本を、「薄桜記」の森一生が監督した、現代調の股旅もの。撮影も同じく「薄桜記」の本多省三。主な出演者は「薄桜記」の市川雷蔵、真城千都世、「初夜なき結婚」の川崎敬三、「魔笛若衆」の浦路洋子。

あらすじ

遠山金八郎は美濃太田の金山代官黒崎主膳の不正摘発の命をうけて旅に出た。色男ぶった彼はたちまち美人局にひっかかり、おさらば伝次という男に助けられた。伝次は手数料をとって無頼漢撃退をうけおう変った男だった。伝次の手引で土地の鉄火場に行った金八郎はお艶という女の色仕かけのインチキとばくにひっかかって身ぐるみはがれ、伝次の荷物持ちとなって旅を続けた。伝次を親分の仇と狙う赤鬼一家四天王を痛めつけたり、土地の親分藤兵衛の喧嘩の助っ人を五両もらってやってのけたりしながら旅は続いた。次の宿場はお祭だった。お艶を見つけた金八郎は彼女を追って春駒一座の楽屋にとびこみ、それがきっかけで金八郎と伝次は一座の連中と仲よくなった。伝次は早速お鈴という美少女とねんごろになってしまった。お鈴に難題をふっかけるうわばみの仁右衛門のもとにのりこんで、金八郎は伝次に教わった通りのタンカを切って金をせしめた。だがまたお艶と会ったことから化けの皮をはがれてしまった。代官黒崎のまわし者おせんに誘惑されたり、刺客の襲撃をうけたりしながら、なお旅は続く。東海道から美濃路に入り、金八郎は代官黒崎のもとにのりこんだ。一方、伝次は金をもって、芸者に身をおとしている妹お妙のもとに向っていた。伝次がお妙の前に三百両の身代金を投げ出すと、意外にもお妙は、実は自分はおそよという女で、妹をかたって彼をだましていたのだと告白した。代官一味は金八郎におそよをあてがって彼をまるめこもうとした。そんな金八郎を伝次は殴りつけた。最後の手段で代官一味はおせんを使って金八郎を火をつけた武器庫にとじこめた。だが、真の愛情にめざめたおせんと、かけつけた伝次や春駒一座の人々の手で、金八郎は助けられ、悪金山代官黒崎は一同の手でとらえられた。

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