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海はふりむかない

  • うみはふりむかない
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  • 平均評点

    60.3点(6人)

  • 観たひと

    12

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/9/17
上映時間 87分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督斎藤耕一 
脚本星川清司 
製作樋口清 
撮影小杉正雄 
美術梅田千代夫 
音楽服部克久 
録音平松時夫 
照明本橋昭一 
編集大沢しづ 
スチル久保哲男 

キャスト

出演西郷輝彦 杉江礼次
勝部演之 高志
尾崎奈々 美枝
夏圭子 真理子
森次浩司 周吉
有川由紀 敬子
麻生れい子 ヒロ子
中山仁 インターン
高田恭子 真理子の友人
由美かおる ゴーゴークラブ歌手
美川憲一 流し
内田朝雄 安田

解説

「前科・ドス嵐」の星川清司が脚本を書き、「落葉とくちづけ」の斎藤耕一が監督した青春メロドラマ。撮影は「猛烈社員 スリゴマ忍法」の小杉正雄が担当した。

あらすじ

礼次は、横浜でガイドをしながら、自由気ままな生活をしていた。兄高志は、エリート・コースを歩き、出世のために恋人美枝と別れ、社長令嬢真理子と結婚しようとしていた。美枝の兄周吉は、それを知り、何とか元の二人に戻って欲しいと願っていた。やがて高志は、美枝に別れ話をした。礼次は、そんな兄に反感を覚え、美枝に同情した。そんなある日、偶然礼次は美枝と会った。そして美枝の口から、突然に原爆症らしいと聞かされるが、礼次は気にもとめず、美枝を慰めるために海へ行った。その帰途、ふいに美枝が血を吐いて、入院した。美枝をあまりに可哀そうに思った礼次は、高志に会い、見舞って欲しいと言うが、逆に高志から、美枝への同情だけかと言われ、高志を殴ってしまった。そして、その夜、礼次は真理子を誘い、犯そうとするが、美枝の事が頭に浮かび、平手打ちをくわせただけだった。一方、美枝は、短かい命と悟り、故郷の広島に帰った。周吉から、それを聞いた礼次は、同情から愛に変わった自分の気持に気づき、美枝の後を追った。そして、二人は広島でめぐり逢った。夕暮れの平和公園で、礼次は、美枝に愛の告白を受けた。二人に楽しいひとときが過ぎようとしている時、美枝が突然倒れてしまった。病院で、美枝の亡骸を前に礼次は、悲しみがこみ上げて絶句するのだった。

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