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あゝ海軍

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  • 平均評点

    58.7点(21人)

  • 観たひと

    36

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/7/12
上映時間 121分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督村山三男 
脚本菊島隆三 
石松愛弘 
企画原田光夫 
製作永田雅一 
撮影上原明 
美術高橋康一 
音楽大森盛太郎 
録音飛田喜美雄 
照明久保江平八 
編集鈴木東陽 
スチル柳沢英雄 

キャスト

出演中村吉右衛門 平田一郎
峰岸隆之介 本多勇
森雅之 井口少将
村瀬幸子 房代
梓英子 とし子
水木正子 のぶ代
早川雄三 配属将校
宇津井健 岡野大尉
平泉征 森下
吉田豊明 片山
関幸四郎 田村
北龍二 兵学学長
藤巻潤 前川大尉
本郷功次郎 荒木中尉
川口浩 小西中尉
内田朝雄 右翼の男A
北城寿太郎 右翼の男B
北原義郎 右翼の男C
千波丈太郎 右翼の男D
浜田ゆう子 芸者
村上不二夫 憲兵
蛍雪太朗 牛太郎
笠原玲子 娼婦
酒井修 小松整備兵
露口茂 山下兵曹
成田三樹夫 梅本少尉
伊東光一 宇垣参謀長
菅原謙次 司令
中条静夫 参謀
仲村隆 暗号係
小山内淳 将校A
橋本力 将校B
長谷川明男 佐川
石山律 矢野
稲妻竜二 吉武
土井武 工藤
中村吉三 戸倉
浦辺粂子 山下兵曹の母きよ
島田正吾 山本長官

解説

「闇を裂く一発」の菊島隆三と「殺し屋をバラせ」の石松愛弘が脚本を共同執筆し、かつて「海軍兵学校物語 あゝ江田島」を演出した村山三男がメガホンを握った戦記もの。撮影は「ある見習看護婦の記録 赤い制服」の上原明が担当した。

あらすじ

平田一郎は海軍兵学校に入学したが、重複して受験した一高にも合格した。退学しようとした平田の申し出を教官の岡野は一蹴した。平田は自分の軽卒を悔んだが、訓練や勉学に熱中して、母が危篤の時も故郷へ帰ろうとはしなかった。やがて卒業式が来た。平田は卒業生を代表して恩賜の短剣を拝受した。卒業後の遠洋航海を終えて、はじめて故郷に帰り、母の墓前にぬかずいた。途中、竹馬の友本多勇が幼年学校を卒業し陸軍大尉になっているのも知った。その後海軍省航空本部に勤務を命ぜられた平田は、山本五十六長官から親しげに声をかけられた。やがて大平洋戦争が勃発した。平田は海軍航空隊の一員として、マレー沖海戦に参戦し、ラバウル航空隊に身を置いた。そんな時、満州から南方に転戦してきた本多と再会したが、本多は万年筆を片身にガダルカナルで玉砕した。同じ頃、山本司令長官が督励のためラバウルを訪れた。平田は長官機を護衛したが、敵機に襲われ、長官機は撃墜され、平田も負傷した。長官を護り得なかった責任を感じた平田は、自決しようとしたが、部下に止められた。傷ついた彼は、少佐に任官され、母校海軍兵学校の教官になった。平田の教育、訓練は峻烈をきわめた。そんな彼に反抗してくる佐川の態度にかつての自分の面影を見るような気がした。戦局は終りに近づき、井口は本多の片身の万年筆を佐川に贈り、激戦の島沖縄へと向うのだった。

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