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栄光への5000キロ

  • えいこうへのごせんきろ
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  • 平均評点

    65.2点(63人)

  • 観たひと

    115

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/7/15
上映時間 175分
製作会社 石原プロモーション
配給 松竹映配
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督蔵原惟繕 
脚色山田信夫 
原作笠原剛三 
製作石原裕次郎 
中井景 
栄田清一郎 
総製作銭谷功 
撮影金宇満司 
美術横尾嘉良 
音楽黛敏郎 
録音紅谷愃一 
照明椎葉昇 
編集渡辺士郎 
スチル嶋元啓三郎 

キャスト

出演石原裕次郎 五代高之
仲代達矢 竹内正臣
三船敏郎 高瀬雄一郎
浅丘ルリ子 坂本優子
エマニュエル・リバ アンナ・ルデュック
ジャン・クロード・ドゥルオー ピエール・ルデュック
アラン・キュニー ジャック・シャブロル
キナラ マウラ
笠井一彦 江藤勉
伊丹十三 野村憲一

解説

笠原剛三の原作『栄光への5000キロ東アフリカ・サファリ・ラリー優勝記録』(荒地出版刊)を「濡れた二人」の山田信夫が脚色し「愛の渇き」の蔵原惟繕が監督した。撮影は「黒部の太陽」の金宇満司が担当。

あらすじ

人間とメカニズムが大自然と極限状況で接する苛酷なレース。世界三大ラリーの一つモンテカルロ・ラリーに参加した五代は、視界ゼロの濃霧の中で岩石に激突。昏睡状態から覚めた五代の目に像を結んだのは必死の看護を続ける恋人優子の姿だった。その時、メカニックを担当したケニアの青年マウラは、事故の責任を感じ姿を消していた。やがて春、五代の傷は癒えたが、落着いた生活を夢みていた優子の期待は見事に裏切られた。五代にとって、自動車レースこそが最大の生甲斐だった。富士スピードウェイの日本グランプリ・レースで、五代は親友ピエールの巧妙なレース妨害で優勝を逸した。五代が、日産常務高瀬から、大任を依頼されたのはそんな折だった。アフリカのサファリ・ラリー出楊がそれだった。五代は早速コースにもっとも精通したメカニック担当者マウラを探し出すことから始めた。折も折、優子かデザインの勉強のためパリに飛たった。だが、五代は彼女を追う訳にはゆかなかった。それから数日後、ナイロビ空港に降り立った五代をマウラが待受けていた。このレースには、日本グランプリで苦渋を味あわせたピエールも出場。四月三日、熱気によどんだナイロビシティホール前、大統領夫人のかざすスタート・フラッグがうち下され、カーナンバー1のプジョーが、スタートした。やがてカーナンバー90の五代チームも夜のとばりをついて多難なレースにスタートしていった。レースは苛酷そのもの、前半を完走したのは九八台中わずか一六台だった。そして後半の北廻りコースを、いや大自然を征服した五代チームのブルーバードが、大観衆の見守る中で優勝の栄に輝いた。群衆の中には優子の姿もあった。

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シナリオ:栄光への5000キロ

特別グラビア:栄光への5000キロ