男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

続・秘録おんな牢

  • ぞくひろくおんなろう
  • Women's Cell
  • Women's Cell


  • 平均評点

    63.7点(3人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/11/16
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚本浅井昭三郎 
企画財前定生 
撮影牧浦地志 
美術西岡善信 
音楽渡辺岳夫 
録音大角正夫 
照明古谷賢次 
編集山田弘 
スチル小山田輝男 

キャスト

出演安田道代 お波
中原早苗 お熊
三木本賀代 おせき
長谷川待子 おえん
戸浦六宏 竹内仙蔵
勝山まゆみ お玉
松村康世 お吉
木村玄 牢役人佐伯
永井智雄 石出帯刀
伊達三郎 町奉行吟味与力
玉置一恵 千賀養
小柳圭子 おたか
遠山順子 お六
矢代洋子 おとし
井上ヒロミ 新入りの女囚
越川一 牢番
橋本力 目付役

解説

「秘録おんな蔵」の浅井昭三郎がシナリオを執筆し、「座頭市果し状」の安田公義が監督した「秘録おんな牢」の続篇。撮影は「関東女やくざ」の牧浦地志。

あらすじ

江戸小伝馬町の女牢に入れられた女囚たちの毎日は、苛酷な刑罰や、女囚同士の掟に枠をはめられていた。その一人お波は、父に代って十数人の馬力人足の頭に立っていたが、稼業上の争いから相手を傷つけ、牢に入ったのだった。ある日、女囚のおせきは新しく入って来たお玉に、“地獄入りの儀式”というすさまじい歓迎式をやった。だがお玉は、秘かに隠し持っていた金で牢名主の関心を買い、次第に目にあまる行動をとるようになった。そのため、ついに女囚たちの手で牢格子に逆吊りにされるというリンチを受ける羽目になった。牢役人の仙蔵は、お玉の危ういところを助け、その代償に身体を求めた。一方、お波は、身体を与えれば拷問しないという仙蔵を拒んだため、何度も拷問を受けたのである。その上、遠島になるはずたったおえんが釈放され、微罪放免されるはずだったお六が医者の牢屋敷手付千賀の薬を飲んで死ぬなど、不正なことが大ぴらに行なわれていたのだ。お波は、こうした有様では自分も殺されるかも知れないと思い、秘かに破牢の準備を進めていた。だが、これは仙蔵の耳に入り、女囚たちは再び、凄じいリンチを受けた。しかし、誰一人首謀者お波の名を口にする者はいなかったのだ。そんな時、おせきの手でお玉が殺された。お波はこれを破牢の最後の機会にしようと決心した。お玉の死を聞かされた仙蔵は不用意にも牢に入ってきた。女囚たちに背後から襲われ、大小を抜きとられては、仙蔵には手が出なかった。この騒ぎは牢屋奉行に鎮められた。というより、公平な裁きを約束した奉行を信じたお波らが、自ら罪に服したのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1968年12月上旬号

日本映画紹介:続・秘録おんな牢