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関東女やくざ

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  • 平均評点

    60.2点(5人)

  • 観たひと

    9

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/8/24
上映時間 74分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上昭 
脚本藤本義一 
企画辻久一 
撮影牧浦地志 
美術上里忠男 
音楽渡辺岳夫 
録音林土太郎 
照明古谷賢次 
編集山田弘 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演安田道代 神崎みな子
渚まゆみ 白浜たまき
三条魔子 藤用よし枝
細川俊之 天野竜夫
石山律 田村健二
亀石征一郎 神崎忠一
水町由香里 神崎洋子
渡辺文雄 畑中吉蔵
大川修 坂口
木村玄 松川
多賀勝 民松
諸口旭 参一
毛利郁子 敏子
黒木現 
伊東義高 小川
松田剛武 八六
志賀明 三田
西岡弘善 黒眼鏡の男
光嵐子 ミニスカートの女

解説

「とむらい師たち」の藤本義一がシナリオを執筆し、「陸軍中野学校 開戦前夜」の井上昭が監督したアクションもの。撮影は「牡丹燈籠」の牧浦地志が担当した。

あらすじ

神崎みな子は、兄の忠一の行方を探すために、同僚の白浜たまき、藤川よし枝と組んで関西の港街を流していた。ところが、この界隈を牛耳る畑中一家は、再三みな子たちの流しを妨害し、自分の経営するクラブの専属にしようとしていた。業を煮やしたみな子は、早速畑中一家の若親分吉蔵を訪ねた。ダイスでその決着を挑まれたみな子は、鮮やな手捌きで勝負に勝った。が、その帰りを畑中一味が待伏せていた。みな子は危ういところを畑中一家の客分、天野に救われたが、吉蔵の卑怯な仕打ちに、憤怒をおさえられなかった。そんな折、みな子は、ヒョンなことから兄に会った。みな子のボーイフレンドで、交通事故にあった作曲家志望の田村を最初に見つけ、病院に運びこんだのが奇しくも探し求めていた忠一だったのだ。忠一は、縄張り争いから花房一家の大幹部を刺し、その刑期を終えたものの、入獄中、彼の属する明星一家と花房一家との間に成立した、自分の身柄を花房一家の自由に任せるという手打ちに不満だった。そして、今は偽名を使ってホルモン焼屋を経営し、近く身二つになる洋子と楽しい日々を送っていた。ところが、忠一は坂口はじめ畑中一家に追及を受けていた。畑中一家と花房一家とは兄弟分の関係にあったのだ。兄の危険を感じたみな子は、忠一に洋子の故郷である九州への里帰りを勧める一方、兄夫婦を守ってほしいと天野に頼んだ。しかし、天野の返事は意外に冷たかった。それもそのはず、彼は花房一家の刺客でもあったのだ。忠一の居どころを知った天野は電話で呼びだした。忠一は翌朝五時の決闘に応じた。みな子は自分の軽率さを悔いたが、時すでに遅く、兄の目覚し時計を遅らせ、自らは男装をして現場へ現われた。みな子は軽傷を負った。相手をみな子と知って驚いた天野は、駆けつけた忠一とともに、黙って見逃してやるのだった。

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