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座頭市果し状

  • ざとういちはたしじょう
  • The Blind Swordsman and the Fugitives
  • The Blind Swordsman and the Fugitives

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  • 平均評点

    63.6点(51人)

  • 観たひと

    81

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/8/10
上映時間 82分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚色直居欽哉 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影宮川一夫 
美術加藤茂 
音楽鏑木創 
録音大谷巖 
照明中岡源権 
編集菅沼完二 
スチル小山田輝男 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
野川由美子 お秋
三木本賀代 お志津
待田京介 小鹿野弦八郎
志村喬 順庵
井上昭文 粂次
千波丈太郎 巳之吉
北城寿太郎 源太
小松方正 勘造
土方弘 大宮ノ松五郎
水原浩一 仙之助
山本一郎 伊助
舟橋竜次 丑松
南部彰三 徳左衛門
堀北幸夫 亥之吉
原聖四郎 坂田
織田利枝子 お清
水町由香里 よしだ屋の女中
近江輝子 おさと

解説

子母沢寛の原作を、「ひとり狼」の直居欽哉がシナリオを執筆し、「妖怪百物語」の安田公義が監督した“座頭市”シリーズ第十八作目。撮影は「講道館破門状」の宮川一夫。

あらすじ

秩父街道を旅する市は、とある宿場町に着いた。たまたま浪人者、弦八郎や松五郎一家に斬られた百姓を医者順庵にかつぎ込んだことから順庵と親しくなった。順庵は何故か、娘お志律の心配をよそに酒びたりだった。間もなく、順庵の家に世話になった市のところへ、松五郎から迎えが来た。用心棒になってほしいというのだった。断った市をやくざどもは斬りつけたものの、市の居合いの妙技には息をのむばかりだった。そんな市に、弦八郎の女お秋は警告した。その直後、弦八郎は松五郎の依頼で、庄屋の徳左衛門を斬殺した。この暴挙に市は一味の逃亡を妨げようとしたが、弦八郎と対峙した時、短銃で射たれ肩先に弦八郎の刀を受けてしまった。市の手当てをしたのはもちろん、順庵父娘だが、松五郎たちはすぐさま追ってきた。しかし、市の姿は順庵の家から消えていた。順庵とお志津は松五郎の機織場に連れこまれ、拷問を受けた。一方姿を隠していた市は知らせを受けて松五郎一家に乗り込んだ。傷口から血を流し、よろめきながらだったが、市の闘いぶりはすさまじかった。順庵とお志津を安全な場所に逃がすと、仕込杖を握り斬って斬って斬りまくった。やがて阿修羅のように斬りまくるその市の前に、弦八郎が現われた。間合いを計った弦八郎は大刀を一閃、とび違った市の仕込杖がキラリと光った。倒れたのは弦八郎だった。その時、様子を見に来たお志律と順庵は、倒れた弦八郎にすがりついた。弦八郎は順庵の息子だった。やむを得ない仕儀とはいえ、またしても人を斬り、順庵父娘を悲しみに追いやった市は自分がいやにならざるを得なかった。宿場町を黙って去っていく市の肩は重い。

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1968年8月下旬号

日本映画紹介:座頭市果し状