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温泉あんま芸者

  • おんせんあんまげいしゃ
  • Geisha Masseuses
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  • 平均評点

    60.3点(22人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/6/28
上映時間 89分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督石井輝男 
脚本石井輝男 
内田弘三 
企画岡田茂 
天尾完次 
撮影吉田貞次 
美術矢田精治 
音楽八木正生 
録音溝口正義 
照明北口光三郎 
編集神田忠男 
スチール諸角義雄 

キャスト

出演吉田輝雄 吉岡先生
橘ますみ 千代
三原葉子 富丸
三島ゆり子 雛奴
高倉みゆき 雪子
英美枝 玉栄
賀川雪絵 蔦子
應蘭芳 梅子
小島恵子 すみ
沢淑子 お徳
南風夕子 金太郎
辰巳典子 とんぼ
工藤奈美 桃子
渚まり 歌江
三乃瀬愛 君蝶
南道郎 
芦屋雁之助 黒島
金子信雄 品川
沢田浩二 ゾカやん
上田吉二郎 野毛親分
南都雄二 横谷先生
由利徹 和尚
中村錦司 本寺の執事
大河内広太郎 幹事
稲村理恵 横谷の妻
美波節子 横谷の妻の娘
唐沢民賢 係官
山本昌平 武を捕える警官
矢奈木邦二郎 檀家代表A
熊谷武 檀家代表B
人見きよし 保健課長
茶川一郎 衛生課長
小島慶四郎 係長

解説

「徳川女系図」の石井輝男と内田弘三が共同でシナリオを執筆し、石井輝男が監督したコメディー。撮影も同じ吉田貞次。

あらすじ

ある温泉町のあんま芸者の置屋“浜中”に富丸、雛奴、蔦子、玉栄、梅子、千代などの芸者がいた。それぞれ、ベテラン芸者だったが、千代だけは純情娘で、診療所の婦人科医吉岡を慕っていた。しかし、当の吉岡は千代に見向きもしない。一方、富丸たちはそれぞれの特技を生かして商売していたが、そんなとき、妊娠中の雪子が仲間に加った。ある日、温泉祭りの夜にあんま芸者たちと、犬猿の仲である金太郎たち温泉芸者がハチあわせ、対抗意識を燃やしてストリップ合戦を始めるなどドンチャン騒ぎになってしまった。しかも、果ては風呂場で素っ裸のまま大乱闘を演じたのである。これでトクをしたのがブルーフィルム屋の武。懸命に大乱闘をカメラに収めたか、芸者たちに発見され、カメラの取りっこになってしまった。この騒ぎの中で雪子は子供を産んだ。雪子の亭主は武だった。翌日、“浜中”では芸者たちの貴重品がなくなり、しかも赤ん坊だけを残して武夫婦の姿はなかった。その赤ん坊が高熱を出していたことから、千代は吉岡のところに連れていった。千代はくみ取り業の社長黒島の仲介で、市の清掃部長品川の世話を受けることになっていた。彼女はそこで吉岡の反応を期待したか、吉岡は泰然たるもの、しかも彼には婚約者がいると知って落胆してしまった。そうした時、入院中の赤ん坊が、我が子恋しさに戻った武夫婦に連れ去られた。武たちはセックスコレクション寺の和尚の許に逃げ込んだ。怒った富丸たちと武夫婦の間は険悪になったが、吉岡の取りなしで、何とかその場は収まった。やがて、吉岡は沖縄の無医村に行くことになった。別れの日、ヤケ酒をあおって品川に身を任せた千代も、吉岡を見送った。その千代の姿には純情をかなぐりすて、たくましく生きる意欲に溢れていた。

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