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新 いれずみ無残 鉄火の仁義

  • しんいれずみむざんてっかのじんぎ
  • Devil in My Flesh
  • ----


  • 平均評点

    50.0点(2人)

  • 観たひと

    5

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/5/31
上映時間 88分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督関川秀雄 
脚本下飯坂菊馬 
加瀬高之 
原案高木彬光 
製作斎藤次男 
撮影小杉正雄 
美術宇野耕司 
音楽小川寛興 
録音中村寛 
照明青木好文 
編集大沢しづ 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演荒井千津子 梶本秋子
園井啓介 清水
松岡きっこ かおる
夏八木勲 佃健次
岡田英次 彫安
勝部演之 横山
浪花千栄子 タエ
田中春男 番頭
青江三奈 歌手

解説

高木彬光の原案から「いれずみ無残」の下飯坂菊馬と、加瀬高之が共同でシナリオを執筆し、前作と同じく関川秀雄が監督した“いれずみ無残”シリーズ第二作目。撮影も同じ小杉正雄。

あらすじ

高級コールガールの秋子は、背中に赤い髪をふり乱した獅子の彫物を背負っていた。秋子は情夫の佃から仕事の連絡を受けていたが、一緒に暮している妹のかおるにも、また、ふと知り合った外科医の清水にも、自分の職業をひた隠しにしていた。彼女は間もなく、清水との逢瀬を重ねるようになっていった。だが、もちろん佃は怒り狂い、秋子に私刑を加える有様だったが、しまいには佃は自分を捨てないでくれ、と哀願するのだった。一方、かおるは、秋子に内証でソープランドで働き、不良仲間とつきあっていた。そんなかおるを叱る秋子に反抗して、かおるは佃と関係を結び、影安を訪ねて「八百屋お七」をその背に彫った。清水はそのころ、秋子との結婚を真剣に考えていたが、そんな彼に、秋子は自分の彫物を見せたのだ。清水が秋子のマンションを訪ねた時、秋子は姿を消していた。秋子はまた佃のもとで稼いでいたのだ。清水は次第に荒んだ生活を送るようになった。ある日、清水は女を買った。現われたのは秋子だった。はじめて清水は秋子の正体を知った。清水のもとから逃げ出した秋子は、あるスナックに入ると、狂ったようにゴーゴーを踊り出した。やがて秋子は、アパートの一室で戯れるかおると佃の姿を見てがく然とした。それ以来、彼女は畑に会おうとはしなかった。それから数カ月後、秋子は彫安の家で清水に会った。清水は秋子が忘れられず、彼女と同じ影物を彫って貰っていたのだ。そんな清水の激しい愛に、秋子は応えた。二人はやがて、秋子の故郷である京都を訪れた。秋子は古都を散策しながら、しみじみと初めて訪れた幸せをかみしめていた。しかし、嫉妬に狂った佃が二人を追っていた。嵐山渡月橋で、佃は白刃を抜いて二人を襲ったが、殺されたのは佃だった。白刃を握りしめた秋子が呆然とした表情で橋の上に立っていた。

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