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北海遊侠伝

  • ほっかいゆうきょうでん
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  • 平均評点

    56.7点(9人)

  • 観たひと

    12

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/6/29
上映時間 90分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督鷹森立一 
脚本山本英明 
松本功 
企画西川幸男 
俊藤浩滋 
矢部恒 
撮影西川庄衛 
音楽菊池俊輔 
録音大谷政信 
照明大野忠三郎 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演村田英雄 立花伊之助
北島三郎 銀次
千葉真一 間修一
嵐寛寿郎 間徳兵衛
沢彰謙 波五郎
大泉滉 仙台
潮健児 八戸
由利徹 太平洋
室田日出男 河内
佐藤京一 十勝
若山富三郎 森ヶ崎軍平
名和宏 勝又栄造
土山登志幸 宗太
大原麗子 西海千恵
三島ゆり子 多加
宮園純子 のぶ
黒川俊也 幸吉
大木実 西海隆吉

解説

「解散式」の松本功と山本英明が共同でシナリオを執筆、「続 浪曲子守唄」の鷹森立一が監督した仁侠もの。撮影はコンビの西川庄衛。

あらすじ

昭和初期。北海道の鰊場の網元徳兵衛は既に老齢だった。その帳場は伊之助が預っていた。伊之助は元はやくさだったが、徳兵衛に拾い上げられてからは、堅気になると誓った男である。鰊漁期になると伊之助は八戸から出稼ぎ夫を集めてきたが、何かと張合う森ヶ崎一家に邪魔され、思うような人数は集まらなかった。徳兵衛の息子修一は、不漁続きの鰊漁に見切りをつけ遠洋に手を出そうと考えていた。それは他の漁師も同じで、特に森ケ崎は遠洋漁業を独占しようと修一の計画を邪魔していた。ある日、かつて八戸の三田村一家にいた銀次がやってきた。銀次は組が解散した後、姿を消していたのだが、亡き親分の娘のぶが仲間の栄造と結婚して森ヶ崎の家にいると聞いて現われたのだった。今では森ヶ崎の片腕となっている栄造が、のぶを道庁の役人に抱かせて遠洋の権利を得ようとしていると聞いた銀次は、逃げ出して来たのぶを連れて八戸に連れ去った。それを助けたのは栄造の非道に怒った伊之助だった。鰊の群来るのを待つ伊之助たちにとって焦躁の幾日かが過ぎた。網下しが始っても鰊の姿は見えないのだ。そんな時、遠洋の資金を組合から借りた修一は森ヶ崎のペテンにかかり、一週間以内に返済しなければならない破目になった。そんな中で心労のあげくに徳兵衛が死んだ。伊之助の苦境を聞いて戻ってきた銀次が栄造に殺された時伊之助は人斬り伊之の昔に帰って殴り込んだ。修一の恋人千恵の兄でかつて徳兵衛の恩を受けた隆吉も助太刀になった。折りも折り、鰊が群来た知らせに浜はごった返していた。凄惨な闘いの後、隆吉は死んだが、伊之助は栄造と森ヶ崎を倒した。やがて、伊之助は、大漁の歓声を満足気に聞きながら警察に向って行くのだった。

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1967年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:北海遊侠伝