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喜劇 急行列車

  • きげききゅうこうれっしゃ
  • Express Train
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  • 平均評点

    68.8点(65人)

  • 観たひと

    96

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    20

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/6/3
上映時間 90分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督瀬川昌治 
脚本舟橋和郎 
企画秋田亨 
加茂秀男 
製作大川博 
撮影飯村雅彦 
美術北川弘 
音楽木下忠司 
録音小松忠之 
照明元持秀雄 
編集祖田富美夫 
スチール加藤光男 

キャスト

出演渥美清 青木吾一
佐久間良子 塚田毬子
西村晃 老機関士
小沢昭一 今井
左卜全 駅長
楠トシエ きぬ子
加藤順一 特急
丸山紀美恵 さくら
大森不二香 つばめ
坂本香織 ふじ
鈴木ヤスシ 古川勇作
大原麗子 遠藤洋子
関敬六 岡島
宮城けんじ 相席の客
東けんじ 新郎
田沼瑠美子 新婦
根岸明美 あけみ
桜京美 銀子
佐々木伊都子 ユリー
天野女津子 マコ
真木亜紗子 美加
田島薫 光子
三遊亭歌奴 スリの男
三原葉子 スリの男の情婦
江原真二郎 塚田
桑原幸子 若い妊婦
北川恵一 若い妊婦の夫
石崎吉嗣 坊や
村上不二夫 坊やの父親
川尻則子 坊やの母親
鳴門洋二 国枝
岡崎二朗 犬塚
日吉順子 長崎の店員
打越正八 コック
酒巻輝男 変った乗客A
水野崇 変った乗客B
黒川弘子 ウェイトレスA
大和田恵美子 ウェイトレスB
谷本小夜子 宿舎のおばさん
木村修 乗客掛
小塚十紀雄 操縦助役

解説

「東京博徒」の舟橋和郎がシナリオを執筆、「暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ」の瀬川昌治が監督したコメディ。撮影は「花札渡世」の飯村雅彦。

あらすじ

特急列車の専務車掌青木吾一は、十七歳から鉄道一筋に生きてきたベテランで、妻きぬ子との間にできた四人の子供も、特急・さくら・つばめ・ふじと汽車の名前をつけるほどの鉄道キチガイだ。持ち前の顔は少し間が抜けているが、乗客には徹底した奉仕、部下の指導にはなかなかのウルサ型だ。食堂車のウェイトレス洋子と恋愛中の乗客掛古川など年中、青木の叱言をあびていた。東京出発、長崎行「さくら号」に乗組んだ青木は、乗客のなかにかつての知合いで初恋の人、塚田毬子を発見した。毬子は夫とうまくいっておらず、一人旅に出て来たというのだ。久し振りに会った二人は何となくホンわかした気持になった。徳山を過ぎた頃、事件が起きた。ホステス五人組の貴重品がなくなったのだ。が、青木の活躍とそれに毬子の機転で犯人は捕まった。列車は長崎に着いた。明日の上りまで勤務を解かれた青木は、毬子と楽しい一夜を過ごし、他日、鹿児島での再会を約して東京に帰った。家に帰ってきた青木のそわそわした態度に、疑問を持った妻きぬ子は、鹿児島行特急“富士号”の勤務についた夫の後を追って列車に乗りこんでしまった。忽ち二人は大喧嘩となったが、とにかく、二人は終点まで一緒に行くことになった。初めて夫と一緒に乗って、車掌という仕事がきびしいものであると知ったきぬ子は、夫を見直すことになった。乗り越しの乗客の世話や、部下の失敗を自分の失敗として処理する青木。心臓病手術のため、別府に向う少年をはげまし、心のこもったサービスをする青木、きぬ子は感動した。終着駅西鹿児島駅についた。ホームには、毬子が夫慎太郎と共に姿を見せていた。和解がなってもう一度やり直す--という毬子の言葉に心から喜ぶ青木。きぬ子と夫と久しぶりに水入らずの時が持てて幸せそうだった。

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