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座頭市鉄火旅

  • ざとういちてっかたび
  • The Blind Swordsman's Cane-Sword
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  • 平均評点

    66.0点(59人)

  • 観たひと

    96

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/1/3
上映時間 92分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督安田公義 
脚色笠原良三 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影武田千吉郎 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音大角正夫 
照明古谷賢次 
編集谷口登司夫 
スチール大谷栄一 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
藤村志保 お志津
青山良彦 清吉
藤田まこと 馬造
水前寺清子 お春
東野英治郎 刀鍛冶・仙造
春川ますみ お柳
明星雅子 女中お松
山下洵一郎 真之助
五味龍太郎 浪人A
須賀不二男 桑山盛助
遠藤辰雄 県の岩五郎
北龍二 下野屋源兵衛
伊達三郎 代貸・勘太
水原浩一 相沢忠左衛門
高杉玄 子分紋次
尾上栄五郎 座頭
寺島雄作 うどん屋
木村玄 壷振半三
堀北幸夫 茂助
橘公子 妻おたね

解説

子母沢寛の原作を、「赤い天使」の笠原良三が脚色、「殺人者」の安田公義が監督した“座頭市”シリーズ第十五作目。撮影は「兵隊やくざ大脱走」の武田千吉郎。

あらすじ

行方定めぬ旅の途中、座頭市は偶然、何者かに斬られた足利の親分庄太郎の最期を看取り、旅芸人の一行と共に足利にやってきた。庄太郎亡きあと、県の岩五郎の暴虐に足利の人は難渋していたが、市は岩五郎の賭場に現われ、イカサマの裏をかいて大金をせしめた。ただでは帰さぬと追う子分を見事な居合で斬った市は、居合わせた鍛冶屋の仙造の世話になることにした。元刀工の仙造は市の刀が師匠の作であること、そして刀の寿命が尽きていることを告げた。市は愕然とした。自分の命を守ってきた仕込みが、すでに折れかかっているというからだ。これを機会に堅気になれという仙造の勧めどおり、市は旅篭下野屋で働くことになった。そこには庄太郎の息子清吉と姉のお志津がいたが、実はお志津は仙造の実の娘で、庄太郎の養女だったのである。そのお志津に好色な関八州見廻役桑山が目をつけ、お志津の望みである庄太郎一家の再興を餌に近づいてきた。一方、仙造は一世一代の名刀を作ることを悲願に、二十年ぶりに鋼を鍛えていたが、桑山はそれにも目をつけ、岩五郎に密かに狙わせていた。ある日、岩五郎の子分は仙造を殺し刀を奪っていってしまった。そのうえ、庄太郎一家を再興されては困る岩五郎は、清吉をも殺してしまった。しかも、お志津は桑山の許に連れていかれた。市は仙造の家に預けてあった仕込みを手にすると、桑山の屋敷に駈けつけ、桑山を斬ってお志津を救い出したが、その時、仙造が殺される前に、新刀を市の仕込みにすり替えていたのを知った。市は亡き仙造の心に感謝し、待ち受けるやくざ共を斬りまくり、岩五郎をも斬った。翌朝、誰にも告げずに、再び旅に発った市の手には、新刀の仕込みが握られていたのである。

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日本映画紹介:座頭市鉄火旅