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九ちゃんのでっかい夢

  • きゅうちゃんのでっかいゆめ
  • Let's Have A Dream
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  • 平均評点

    53.9点(36人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル コメディ / コメディ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/1/2
上映時間 89分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田洋次 
脚色山田洋次 
原作三木洋 
製作脇田茂 
撮影高羽哲夫 
美術重田重盛 
音楽山本直純 
録音小尾幸魚 
照明青木好文 
編集石井巌 
スチール長谷川宗平 

キャスト

出演坂本九 源九太郎
倍賞千恵子 風見愛子
竹脇無我 平清彦
谷幹一 便利屋・ポンさん
佐山俊二 殺し屋・竜
渡辺篤 劇場支配人・磯部
斎藤達雄 コック・山下
E・H・エリック 殺し屋・カルダン
大泉滉 アラン・ポウ
犬塚弘 大河内教授
桜井センリ 南原医局員
石橋エータロー 神父
てんぷくトリオ テンプクトリオ
スタジオNo1ダンサーズ スタジオNO1ダンサーズ

解説

三木洋の原作を、「なつかしい風来坊」の山田洋次が、シナリオと監督を担当したアクション・コメディ。撮影も「なつかしい風来坊」で山田と組んだ高羽哲夫。

あらすじ

スイスのレマン湖畔にある古い館の一室では富豪の老婦人が孤独な生涯を閉じようとしていた。彼女は莫大な遺産を、かつて愛した日本の初恋の人源九郎の孫九太郎に贈ることに決め、九太郎を直ぐに探し出すようにと弁護士を日本に向わせた。ところが老婦人の甥アラン・ポウはこの遺言に怒り九太郎を殺すべく、殺し屋カルダンを日本へ発たせた。しかしその頃当の九太郎はガンの宣告を受け絶望の日々を送っていた。彼は横浜の小劇場のカケ出しのコメディアンであったが、いっそのこと自分が知らない間に死ねたらと思い、便利屋のポンに殺し屋の紹介を依頼した。だが恋人愛子のことを思うと暗澹としてくるのだった。それに愛子には清彦という恋人がいたが、九太郎はそれを知らなかった。さてその頃、頼まれ殺し屋の竜も、カルダンも九太郎を追うのに汲汲としていた。一方愛子は念のため今一度大学病院の大河内教授を訪ねると、九太郎のレントゲン写真が別人の物であることが判明、狂喜した彼女が横浜の劇場に駈けつけると、ついに九太郎の居所をつきとめた弁護士もやってきた。舞台では殺し屋カルダンに狙われているとも知らない九太郎が客席を大いにわかせていた。突然竜がピストルを九太郎に向けぶっ放した。観客は騒然となり、流れ弾にあたったカルダンはその場に倒れてしまった。再び生きる喜びを見出した九太郎は愛子に愛を告白したが「清彦さんを……」という言葉が返ってくるのだった。数カ月後九太郎はスイスの古城の一室で、美酒を傾けながら、生涯独身で通し、その莫大な財産は、愛子と清彦の子供に贈ろうと考えていた……。

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