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クレージーだよ 天下無敵

  • くれーじーだよてんかむてき
  • Industrial Spy Free-for-All
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  • 平均評点

    60.3点(42人)

  • 観たひと

    71

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/1/14
上映時間 95分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督坪島孝 
脚本田波靖男 
製作渡辺晋 
撮影小泉福造 
美術阿久根巖 
音楽萩原哲晶 
録音刀根紀雄 
照明小島正七 
編集武田うめ 
スチール岩井隆志 

キャスト

出演植木等 猿飛三郎
谷啓 犬丸丸夫
野川由美子 石川和子
高橋紀子 松野みどり
北あけみ 魚住真奈子
清水元 木下
人見明 伊賀
岡部正 石田
東野英治郎 本多
藤木悠 服部
石田茂樹 法良
大前亘 
田崎潤 仁木
草川直也 子分A
桐野洋雄 子分B
桜井センリ ニュース解説者
安田伸 貫一
石橋エータロー お宮
なべおさみ 司会者
沢村いき雄 CMタレント
関田裕 ロボット
酒井和歌子 電車の中の美人
塩沢とき 女客
犬塚弘 ダンプの運転手
ハナ肇 医者

解説

「クレージーだよ 奇想天外」のコンビ田波靖男がシナリオを執筆、坪島孝が監督したクレージーものの喜劇。撮影は「日本一のゴリガン男」の小泉福造。

あらすじ

いつの世にも犬猿の仲と呼ばれる宿敵同士がいる。トヨトミ電気の猿飛三郎と徳川ムセンの犬丸丸夫もライバルで産業スパイとしてシノギをけずっていた。都心に近いアパート、関ケ原荘に猿飛と犬丸が隣り合せに住んだ時から、両社のスパイ合戦が華やかに展開していった。トヨトミが電化モデルハウスを建てた。さっそく徳川の犬丸は出前持ちに変装し、放射性物質を塗ったラーメンを届けた。つまりガイガー計を使えば食べた者の行方がつきとめられる訳だ。ガイガー針片手に犬丸が猿飛の跡を追っていくと、何と行きついた先が公衆便所。ついに東京湾の沖でまかれてしまい、いっぱい喰わされた犬丸は「敵もさるもの、忍法ハヤグソを使ったか!」とくやしさこの上なしの態。徳川が万能コタツを製造した。猿飛はステテコ姿で徳川方にのりこみ、大あぐらをかいてコタツに難くせをつけ、忍法・ステテコくずしとまではよかったが、ほどなく正体を見破られ、秘書室に飛び込み、慌てて着こんだ葬式用モーニングのポケットに入っていた紙片を、すわ!機密書類?と喜んだが、それには、人を喰ったことに“弔辞”とあるのみだった。またある時、猿飛は徳川の秘書をだましてモデルハウスに行った。もちろん犬丸は追跡した。このモデルハウスの中で、犬・猿両君ともロボットを始めとして、超近代的な工夫を凝らした道具類に散々な目にあった上に、翌朝ハウスは跡かたもなく消え、実はこれが移動自在な忍者屋敷であったのだ。犬猿の二人は、首ったけになった女産業スパイに両社の社運を賭けている立体テレビの設計図を盗まれ、争奪戦の結果、トヨトミ電気と徳川ムセンはめでたく合併したが、犬丸と猿飛は馘になってしまった。ところが立体テレビの発売元が新合併会社と思いきや、それが何と、まんまと秘密を盗んだ犬猿商事であった。

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1967年3月上旬号

日本映画批評:クレージーだよ 天下無敵