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眠狂四郎無頼剣

  • ねむりきょうしろうぶらいけん
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  • 平均評点

    68.1点(101人)

  • 観たひと

    174

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/11/9
上映時間 79分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督三隅研次 
脚色伊藤大輔 
原作柴田錬三郎 
企画奥田久司 
撮影牧浦地志 
美術下石坂成典 
音楽伊福部昭 
録音林土太郎 
照明山下礼二郎 
スチル西地正満 

キャスト

出演市川雷蔵 眠狂四郎
天知茂 愛染
藤村志保 勝美
工藤堅太郎 小鉄
島田竜三 伊佐
遠藤辰雄 日下部玄心
上野山功一 一文字屋巳之吉
香川良介 弥彦屋彦右衛門
永田靖 武部仙十郎
酒井修 志麻
水原浩一 多兵
高杉玄 膳所
山本一郎 
南条新太郎 久三
原聖四郎 同心天城
橘公子 妻お菅
三木本賀代 娘お曽代

解説

「座頭市地獄旅」の伊藤大輔がシナリオを執筆し「大魔神怒る」の三隅研次が監督した“眠狂四郎”シリーズ第八作目。撮影は「続・酔いどれ博士」の牧浦地志。

あらすじ

眠狂四郎は武部仙十郎から、大塩忠斎の残党が不穏な動きを企てていると聞かされた。江戸一番の油問屋弥彦屋と一文字屋が押込み強盗にあい、町辻では角兵衛獅子兄妹、女芸人勝美太夫なるものが現われ、不思議な火焔芸を披露しているが、これは大塩一味と関係があるという仙十郎の狙いだった。というのは、越後の地下水から油精製(石油)を研究した大塩忠斎・格之助父子が、その権利を一万両でゆずり貧民救済資金にしようと計画したが、義挙は商人の裏切りによって、挫折し、大塩父子が処刑されていたからだ。その帰途、狂四郎は弥彦屋お抱えの用心棒、日下部玄心の一党に襲われた勝美を救った。勝美は狂四郎の顔をみて驚いた。狂四郎と格之助が似ていたためであった。勝美の口から、一文字屋と弥彦屋を襲ったのは愛染と名乗る浪人一味で、中斎の恨みを晴らさんため、老中水野忠邦をも狙っており、しかも、格之助から油精製の図録を盗んだのは、一文字屋巳之吉に命じられた勝美であり、商人たちは図録を盗んでおいて大塩を幕府に売ったのだ。勝美はその後で自分の罪の深さを知って、巳之吉に恨みを返さんため動いていると聞かされた。勝美を銀杏長屋に送った狂四郎は、そこで愛染一味に襲われた。愛染一味は図録を盗んだ勝美を殺そうと狙っていたのだ。愛染と対決した狂四郎は驚いた。愛染は狂四郎と全く同じ円月殺法を遣ったからだ。それは狂四郎を鏡に写したごとく正確で、勝負は持ちこされた。亥の子祝いの日、愛染一味は弥彦屋と一文字屋を焼き払い、忠邦を襲った。そこには狂四郎が待ちうけていた。愛染と狂四郎の一騎打ち。同じ円月がゆっくり廻っていった。静かに倒れふしたのは愛染の方であった。

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