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絶唱(1966)

  • ぜっしょう
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  • 平均評点

    61.8点(34人)

  • 観たひと

    62

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/9/17
上映時間 97分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督西河克己 
構成八住利雄 
脚色西河克己 
原作大江賢次 
企画笹井英男 
企画協力阿部勇吉 
撮影高村倉太郎 
美術佐谷晃能 
音楽池田正義 
録音八木多木之助 
照明河野愛三 
編集鈴木晄 
製作主任岡田康房 
助監督葛生雅美 
スチル荻野昇 
色彩規則舟生幸 
方言指導河本千七 
石賀照子 

キャスト

出演舟木一夫 園田順吉
和泉雅子 小雪
志村喬 園田惣兵衛
山田禅二 差配人源助
花澤徳衛 小雪の父正造
初井言栄 小雪の母サト
明石潮 経師屋為吉
福田トヨ 嫁ハマ
雪丘恵介 橋本平吉郎
太田雅子 娘美保子
山本勝 大谷
岸野小百合 川田マサ
亀山靖博 田中
木下雅弘 吉原
井田武 森本
杉山元 佐野
林晴生 笹本
原恵子 下宿のお内儀
紀原土耕 電報配達人
矢藤昌彦 戦友A
有村道宏 戦友B
鈴村益代 おばさん
三船好重 
土田義雄 
前田武彦 

解説

大江賢次の原作を「友を送る歌」の監督西河克己が脚色・監督した純愛もの。撮影はコンビの高村倉太郎。

あらすじ

山陰きっての大地主、園田家の一人息子順吉は、休暇で帰省した時、ふとしたことから知り合った山番の娘小雪を深く愛するようになった。これを知った順吉の父惣兵衛は、順吉が大学に帰るや地主の権力で小雪の両親正造とサトに因果を含め小雪を他国へ追い出してしまった。しかし、この事は却って若い二人を近づけることになり、小雪の後を追った順吉はへ日本海の荒波と砂丘にはさまれた町で小雪と世帯を持つ結果になってしまった。順吉は勘当され、小雪と二人裸一貫で生きていかなくてはならなかった。が愛しあう二人は幸福だった。この二人を、何かにつけて励ますのは、読書会の仲間、犬谷、マサ、吉原達だった。そんな暮しのうちに、順吉は出征した。小雪は順吉が戦地に行ってから、ヨイトマケ、トロッコ押しと男も及ばないような労働を次から次へとするのだった。その小雪にとって唯一の喜びは、順吉の出発する晩、歌って送った“木挽唄”を歌うことだった。やがて大谷も出征した。その頃は順吉の便りもとだえていた。やがて終戦がやって来た。激しい労働に小雪はいつしか病に侵され病床の身となっていた。大谷が復員して来たが、順吉は戻らなかった。冬が来る頃、惣兵衛が亡くなった。正造とサトはやっと娘に逢うことができた。しかし、両親がやって来た時は小雪の容態が急変した時であった。そんななかに、順吉が帰って来た。小雪は順吉に抱かれて息を引きとった。翌日、園田家の表で、村人達の嫁入り唄を歌うなかに、花嫁化粧に衣裳を着た小雪が順吉に抱かれて入る姿があった。

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