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若親分あばれ飛車

  • わかおやぶんあばれびしゃ
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  • 平均評点

    60.8点(15人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/9/3
上映時間 83分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中重雄 
脚本高岩肇 
企画関幸輔 
撮影高橋通夫 
美術柴田篤二 
音楽北村和夫 
録音渡辺利一 
照明柴田恒吉 
編集中静達治 
スチル薫森良民 

キャスト

出演市川雷蔵 南条武
瑳峨三智子 沢木鶴代
夏木章 沢木仙吉
見明凡太朗 梅村猪之助
青山良彦 梅村五郎
明星雅子 千代菊
二本柳寛 北門辰造
竜岡晋 田所徳三郎
早川雄三 大貫伊平
藤巻潤 井川大尉
戸田皓久 
仲村隆 矢部大尉
園田哲也 藤崎大尉
石黒三郎 高橋大尉
北龍二 西原少将
北原義郎 岡本中佐
甲千鶴 妙子
杉田康 紋次
木村玄 人斬り政二
三夏伸 三吉
中田勉 勘次
荒木康夫 常松
喜多大八 源太
森矢雄二 関口
山上友夫 山下
花布洋 大沢
津田駿 亀八
後藤武彦 
須藤恒子 おかね
小山内淳 医者
谷謙一 市会議員
藍三千子 千花の仲居
松村若代 千花の仲居
竹里光子 旅館の女将
大山健二 市長
星ひかる 土木課長
森一夫 男A
大庭健二 男B

解説

「座頭市の歌が聞える」の高岩肇がシナリオを執筆、「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」の田中重雄が監督した“若親分シリーズ”第五作目。撮影はコンビの高橋通夫。

あらすじ

大正末期のある初夏、軍港に隣接する大浜市では、郷里出身の大物政治家田所徳次郎を迎えて築港拡張工事の起工式を行い、街は沸き返っていた。そんな時に現われたのが、久し振りに故郷に帰ってきた元海軍士官南条武であった。武を迎えて喜んだのは、解散した南条組の代貸だった猪之肋だった。猪之助は、南条組を再興してくれ、と武に頼んだが、武はかたくなに拒んだ。武は誰も知らない土地で新しい人生を拓きたい、という望みをもっていたからだ。しかし、海軍時代の親友井川から、軍の納入を一手に請負ってる北門組と軍とのつながりに、何か不正なことがあると知らされて、正義感の強い武はじっとしていられなくなった。一方、猪之助の長男で市の土木課に勤める五郎は、北門組の工事入札に不正を見つけたが、そのために北門組に襲われた。五郎を助けたのは偶然通りかかった武だった。そして武は、仁侠の道を守るため、ついに南条組再興を決意し、そのことを料亭「千花」に来ていた北門辰造に告げた。それは北門組に対する武の宣戦布告であった。武を容易ならぬ相手と知った辰造は武をその場で葬り去ろうとしたが、素手の武を助けたのは「千花」の養女千鶴だった。だが、千鶴は武が昔斬った男の娘だったのだ。そんな因縁に結ばれた二人は、しかし心の通い合うものがあった。やがて、北門組と南条組の対立は、日増しに激しくなっていた。ある日、猪之助は北門組を探るため深入りしてしまい、殺されてしまった。これを知った武はついに立ち上がった。単身乗り込んだ武は凄じい勢いで辰造を倒し、そしてその不正の数々の証拠を握った。事件は中央政界と密接に結びついていたのだ。やがて、この真相を裁判で陳述するため、武は意気揚々と東京に向うのだった。

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1966年9月上旬号

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