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大空に乾杯

  • おおぞらにかんぱい
  • Winged Romance
  • ----


  • 平均評点

    61.6点(19人)

  • 観たひと

    40

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/2/25
上映時間 96分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督斎藤武市 
脚色白坂依志夫 
中野顕彰 
原作若山三郎 
企画高木雅行 
撮影萩原憲治 
美術坂口武玄 
音楽小杉太一郎 
録音古山恒夫 
照明大西美津男 
編集近藤光雄 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演吉永小百合 滝村ゆり子
十朱幸代 矢部朝子
広瀬みさ 工藤冴子
和泉雅子 工藤ミチ子
浜田光夫 北倉誠
葉山良二 関名俊太郎
平田大三郎 立花啓介
清水将夫 立花啓左衛門
花ノ本寿 太郎クン
小橋玲子 チコ
小高雄二 町田
下元勉 滝村健造
佐々木すみ江 滝村菊子
原恵子 工藤トキ
鏑木はるな 川瀬佳子
糸賀靖雄 渡辺
押見史郎 日守
林泰江 訓練生
中康子 林久美子
大谷木洋子 前田順子
西原泰江 大崎悦子
大塚トミエ 安西キク
吉田毅 若者
山口吉弘 記者
鈴木俊子 婦人A
須田喜久代 婦人B
谷川玲子 婦人C
横田陽子 森夫人
加藤ヒロ美 女中
田村清臣 男の学生
桂小かん 早崎
川地民夫 副操縦士

解説

若山三郎の原作を「けものみち」の白坂依志夫と「拳銃野郎」の中野顕彰が共同で脚色、「父と娘の歌」の斎藤武市が監督した青春もの。撮影は「男の紋章 竜虎無情」の萩原憲治。

あらすじ

スチュワデス滝村ゆり子はきびしい二カ月の訓練を経て、やっと処女飛行に飛び立つことになった。そんなゆり子を、滝村家の庭の花壇の手入れに通っていた園芸大学の学生北倉誠は自分のオート三輪で羽田空港まで送った。ゆり子が初搭乗した飛行機は、関名俊太郎機長のボーイングジェット機だったが、ゆり子は、同乗のスチュワデス朝子や関名の恋人である教官の工藤冴子のおもいやりで、無事大任を成しとげた。それから数日、誠は仕事の合間、ゆり子の父健造に、自分の夢を話した。--自分で広い花畑をもち、その中でオヘソをだして一人で寝たい、というのだ。が、そんな誠の当面の目的は、苦心して育てた、ベコニヤ・ピクタの花を咲かせたいとゆうことだ。ゆり子は、そんな誠の花と対するときの美しい瞳の輝やきに次第に魅かれていった。やがて、ゆり子の二度目の飛行の時がやって来た。そして、やっと仕事になれたゆり子は、この飛行中、酸素欠乏症になった、財界の大立物立花啓佐衛門の孫である男の子を、とっさの機転で助けた。その後ゆり子は、感謝のしるしにと立花邸に招待された。そしてその席で、立花は息子の啓介をゆり子に紹介した。啓介は、すっかりゆり子が好きになり、その後、ナイトクラブにゆり子を誘った。だが、誠を恋するようになっていたゆり子の心は、そこにはなかった。そうしたことがあった数日後、ゆり子は啓介の方からもちこまれた縁談を断った。母の菊子は、残念がったが、父健造は自分の若い経験を娘にまでさせたくないと賛成してくれた。健造は、病院長の地位を得るために、菊子と愛のない結婚をしたのだった。ゆり子はこれを知り、両親に離婚をすすめた。このゆり子のいたいけな心づかいに反省した健造と菊子は、夫婦として再出発することを誓った。やがて誠のベコニヤ・ピクタの花の咲く日がやって来た。朝日に美しく輝き花開いたベコニヤ・ピクタを前に、二人は初めての抱擁を交わしお互いの愛情をたしかめあうのだった。

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