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関東果し状

  • かんとうはたしじょう
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  • 平均評点

    64.9点(10人)

  • 観たひと

    17

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/12/31
上映時間 90分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小沢茂弘 
脚本小沢茂弘 
村尾昭 
企画俊藤浩滋 
橋本慶一 
撮影山岸長樹 
美術井川徳道 
音楽津島利章 
照明増田悦章 
編集宮本信太郎 
スチル深野隆 

キャスト

出演鶴田浩二 滝井政次郎
大木実 本圧常吉
山本麟一 中堀鉄夫
山城新伍 河野三次
藤山寛美 小森伊造
遠藤辰雄 中井留五郎
国一太郎 塩山勇
野口泉 木村長七
藤秀夫 野田治助
宮城幸生 前田由松
高並功 田所健
西田良 笠井辰夫
河津清三郎 阿久津亘
長門裕之 日野栄三
名和宏 石岡喜久治
汐路章 早瀬朝吉
柳生博 平家蟹の松
岩尾正隆 穴熊の角助
金乃成樹 
志賀勝 チビ富
楠本健二 山上義男
小田部通麿 井上仙太郎
阿部九洲男 舟木惣太郎
有川正治 村島信一
村田英雄 梅島大五郎
藤川弘 藤田金次
小山田良樹 島村勝雄
浪花五郎 松井田義三郎
村居京之輔 水野
藤純子 佐川ゆき
三島ゆり子 本圧くに
山乃美七子 河野ちづ
入江幸江 岡本八重
佐藤綾子 青田とし
内田朝雄 安井幸之助
蓑和田良太 牧省吾
田中春男 辻剛造
香川良介 榊田博士
芦屋雁之助 佐川善助

解説

「関東破門状(1965)」の小沢茂弘と「やくざGメン 明治暗黒街」の村尾昭が共同でシナリオを執筆、小沢茂弘が監督した“博徒”シリーズ第七作目。撮影もコンビの山岸長樹。

あらすじ

大正末期--。関東梅島会傘下の滝井組々長滝井政次郎は土建業界にその手腕を高く買われ、同業からの人望も厚かった。そうしたある日、滝井組の正月の祝宴に集った代貸常吉はじめ一同は、喧嘩早い三次がいないのに気付いた。そのころ三次は、妹ちづが勤める安井紡績蒲田工場の辻工場長が、川崎一帯を仕切る阿久津組一家とグルになって、女工らが病気になっても入院させず、強制労働を強いられていることに怒って単身暴れ込んでいたのだ。駈けつけた政次郎は辻と直談判すると、女子工員の待遇改善を訴えると共に病人を入院させ手厚く看護してやるのだった。面子を潰された阿久津は、その腹いせに病院帰りの政次郎をダイナマイトで襲った。幸い政次郎は軽傷ですんだものの、その場にいた女工ゆきは両眼を失明してしまった。堅気の娘を傷つけたことに怒った政次郎は、殺気立つ乾分をなだめ、阿久津に話し合いを申し入れたが、逆に喧嘩を売りに来たのかと因縁をつけられる始末。だが、政次郎は阿久津組代貸しで幼友達の栄三の顔をたてて、その場は引きさがった。栄三は渡世の仁義に悩み、一人苦悩した。一方阿久津は、安井紡績の川崎新工場建設計画をいち早く知ると、関東梅島会の莫大な組織に対抗して勢力を拡張し、神奈川北斗会を結成、力づくで工事一切を請負うことを目論んでいた。数日後安井紡績社長安井は、請負工事は関東梅島会、作業員、資材の担当は北斗会と、両組の顔をたてた工事の分配をした。だが、これに満足できない阿久津は、これを断り、栄三を先頭にして、政次郎の弱味につけこみ、関東梅島会になぐりこんだ。この喧嘩で、栄三は自ら政次郎の短刀に刺され、梅島も、凶弾に命を絶った。勘忍袋の緒を切った政次郎は、一家五十人を引きつれて、六百人の北斗会に決死の果し状をたたきつけた。六郷河原を紅に染める大乱闘の末、三次すて身のダイナマイト作戦が功を奏して、関東梅島会は北斗会を粉砕した。

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