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新鞍馬天狗 五条坂の決闘

  • しんくらまてんぐごじょうざかのけっとう
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  • 平均評点

    47.1点(14人)

  • 観たひと

    22

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/11/27
上映時間 80分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督黒田義之 
脚色八尋不二 
原作大佛次郎 
企画奥田久司 
撮影武田千吉郎 
美術西岡善信 
音楽高橋半 
録音奥村雅也 
照明加藤博也 
編集谷口登司夫 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 鞍馬天狗
市川雷蔵 倉田典膳
市川雷蔵 やくざ風の男
万里昌代 頭巾の女小雪
山本学 志賀虎之助
芦屋雁之助 源七
芦屋小雁 久八
五味龍太郎 大前田逸蔵
清村耕次 黒姫の吉兵衛
二宮秀樹 杉作
須賀不二男 駒木根監物
伊達三郎 土方歳三
杉山昌三九 白髪老人
原聖四郎 小松帯刀
沖時男 居酒屋の亭主
勝村淳 山嶽党員(三)
藤春保 山嶽党員(二)
伴勇太郎 山嶽党員(一)
南部彰三 大友順庵

解説

大佛次郎の原作を、「掏摸(すり)」の八尋不二が脚色、「あしやからの飛行」で特撮部門を担当した黒田義之が監督した“鞍馬天狗”新シリーズ第二作。撮影は「続・兵隊やくざ」の武田千吉郎。

あらすじ

京都所司代は鞍馬天狗召捕りにやっきとなっていた。そんな時、所司代駒木根監物に怪文書が届いた。賞金とひきかえに鞍馬天狗暗殺を引きうけるという山嶽党の署名があった。一方倉田典膳に身をかえた鞍馬天狗は、所司代の同心志賀虎之助と意気投合、酒をくみ交わしたが、そこには、鞍馬天狗の人相書が、壁に貼られていた。ある夜、お高祖頭巾の女を吉兵衛につけさせた天狗は、最近幕府が購入したフランス製の兵器と火薬を横領した暴力暗殺団を叩き潰そうと、薩摩屋敷に急いだ。一方吉兵衛は、五条坂附近で女を見失いひきあげて来た。帰り道天狗は暗闇坂で白髪の老人とすれ違った。その頃天狗の住家では、吉兵衛が縛られ、火鉢に火薬をしかけられていた。危うく爆発を防せいだ天狗に、杉作を糺の森へひきとりに来るよう書かれた矢文が飛んだ。糺の森へ来た鞍馬天狗は白髪の老人が指揮する黒装束の山嶽党を斬りまくった。老人の鎖鎌をたちきった天狗にしがみついて来た杉作の肩を、銃弾がつらぬいた。折りよく通りかかった大前田逸蔵に助けられた杉作だが、大前田は所司代駒木根監物を通して、山嶽党につながる男で、天狗を賞金目あてに売ろうとしていた。数日後全快した杉作はお高祖頭巾の女を尾行して無人屋敷に潜入したが、山嶽党員に発見され岩窟に閉じこめられた。角兵衛獅子の身軽さで脱出しようともがく杉作を、天狗は一本の綱で巧みに救出した。所司代はいよいよ焦りをみせ、山嶽党は必死となった。折りしも山嶽党に身をやつしてドクロの一人となった天狗は、白髪老人と一騎うちとなった。一方杉作と吉兵衛は火薬庫にとじこめられ、天狗の助けをもとめていた。岩窟に急いだ天狗は杉作を救け、白髪の老人と対決した。老人の正体を曝いた天狗は正体が志賀虎之助であるのに驚愕した。虎之助を斬った天狗は逆に爆薬を悪者の洞窟に仕かけ、悪者は全滅した。

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