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座頭市逆手斬り

  • ざとういちさかてぎり
  • Zato Ichi and the Doomed Man
  • Zato Ichi and the Doomed Man

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  • 平均評点

    60.3点(72人)

  • 観たひと

    114

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/9/18
上映時間 77分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森一生 
脚色浅井昭三郎 
原作子母沢寛 
企画財前定生 
撮影今井ひろし 
美術太田誠一 
音楽大森盛太郎 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口登司夫 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
藤山寛美 百太郎
滝瑛子 お米
明星雅子 お千代
石山健二郎 荒磯の重兵衛
島田竜三 木島の佐平次
水原浩一 片瀬の島蔵
守田学 乾一平太
原田玄 黒馬の仙八
村瀬幸子 おその
木村玄 伊皿子の辰吉
玉置一恵 青田の鎌十
沖時男 殴り込みの浪人
越川一 茶店の男一
堀北幸夫 茶店の男二
勝村淳 権十
松田剛武 錣岩
南部彰三 上総屋の主人
森内一夫 嘉助
菊野昌代士 護送役人
志賀明 鎌十一家の三ン下
薮内武司 殴り込みのやくざ二
安藤仁一郎 壷振り
森田健二 中盆の男
黒木英男 殴り込みのやくざ一
花村秀樹 郡代所下役人
伴勇太郎 重兵衛一家の三ン下
上坊泰三 上総屋の喜平
芝田総二 屋台の親爺
三木本賀代 居酒屋の少女

解説

子母沢寛の原作を、「新鞍馬天狗」の浅井昭三郎が脚色、「忍びの者 伊賀屋敷」の森一生が監督した“座頭市”シリーズ第十一作目。撮影もコンビの今井ひろし。

あらすじ

もぐりバクチの罪で捕った座頭市は、牢内で無実の罪で死刑を宣せられたやくざ島蔵から、彼の無実を証明する兄弟分・黒馬の仙八か荒磯の重兵衛親分をたずねてくれるようにと頼まれた。翌朝牢を出た市は、若いやくざ百太郎と一緒になったが、市とは縁の深い青田の鎌十の許へわらじを脱いだ市が、下にもおかぬもてなしをうけるのに腹をたてて市と別れた。数日後大洗の宿で黒馬の仙八を訪ねあてた市は、島蔵の身の上を話して協力を頼んだ。一度はこれをひきうけた仙八だったが、その夜市は黒馬一家に寝込みを襲われた。得意の居合斬りで刺客を蹴散らした市は仙八をしめあげ、役人を買収し島蔵をおとしいれたのは、荒磯の重兵衛であることを聞きだし、さらに黒馬一家に監禁されていた妖艶な女お米を救けた。その後お米は市を慕って、どこまでも後を離れようとはしなかった。それからまた数日、市は百太郎の扮するニセ座頭市に悩まされながらも、島蔵の身を案じて、荒磯の重兵衛の許に急いだ。そのころ島蔵の娘お千代は、何とか島蔵を救おうと、必死の思いで重兵衛に嘆願した。しかし重兵衛は、そんなお千代の弱身につけこんでお千代の身体を奪おうとした。が、危機一髪かけつけた市は、必殺の逆手斬りで重兵衛の仔分をなぎたおし、重兵衛に島蔵の無罪を証明させる書付を書かせた。そこで市は、お千代から百太郎が島蔵の息子であることを聞かされた。市は早速重兵衛の書状を、刑場にはこばれる島蔵の許に届けた。無罪を証明されて涙を流してよろこぶ島蔵をあとに、市の孤影は鹿島灘の砂丘に消えていった。必死に後を追うお米をしたがえて……。

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