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明日は咲こう花咲こう

  • あしたはさこうはなさこう
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  • 平均評点

    58.1点(24人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/8/14
上映時間 89分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督江崎実生 
脚色宮内婦貴子 
山田信夫 
原作由起しげ子 
企画横山弥太郎 
撮影姫田真佐久 
美術千葉和彦 
音楽伊部晴美 
録音沼倉範夫 
照明藤林甲 
編集辻井正則 
スチール井本俊康 

キャスト

出演吉永小百合 小日山ひろ子
三田明 三田明
中尾彬 浜野新樹
頭師佳孝 卓美
伊藤雄之助 尊道教・教祖
砂塚秀夫 桶川松千代
金子信雄 籔本助役
花澤徳衛 塩谷村長
山内賢 塩谷今朝雄
武藤章生 中村伊作
木島一郎 荒木先生
鏑木はるな 奥さん
垂水悟郎 有賀医師
西尾三枝子 小川チエ
青木富夫 尾形主任
榎木兵衛 毛野主任
河上信夫 大倉儀一
福田トヨ 産婦
三船好重 農婦トメ
武智豊子 大竹助産婦
英原穣二 村長派村人A
久遠利三 村長派村人B
澄川透 村長派村人C
黒田剛 助役派村人A
山岡正義 助役派村人B
島村謙次 助役派村人C
近江大介 助役派村人D
神津二朗 子供A
山口秀幸 子供B
藤江喜幸 子供C
鈴木瑞穂 編集長
柳瀬志郎 留吉
山本陽子 田中美代子
漆沢政子 農婦ヒサ
北島佳子 花小路トコ

解説

由起しげ子の原作“ヒマワリさん”を、「美しい十代」の宮内婦貴子と「青春とはなんだ」の山田信夫が共同で脚色、「命しらずのろくでなし」の江崎実生が監督した青春もの。撮影は「日本列島」の姫田真佐久。

あらすじ

週刊毎朝の記者浜野新樹を恋人にもつ小日山ひろ子は、ある日新樹との議論を機会に、ある情熱にもえて僻地姫虎村に保健婦として赴任した。だが姫虎村は、ひろ子の想像をこえる貧困と、住民の無知が蔓延していた。そのうえ、村長の率いる観光派と、助役の率いる合併派の間に醜い争いが起きていた。飲料水と洗濯水の共同使用、病人をコンコリ教の信仰で治すという原始的方法は、ひろ子に驚きを与えた。そして、村に一軒ある診療所の医師有賀は、何の情熱もない、投げやりな態度で事を処理していた。絶望の中で、村人の中をかけまわるひろ子を、村人は冷たい眼で見た。村を訪れた新樹は、ひろ子へ離村をすすめたが、ひろ子の決意は固かった。そんな中で、ようやくひろ子になついて来た孤児のタクミの明るい顔はひろ子の救いであった。だがコンコリ教の票をめあてにする合併派の籔本助役は、ひろ子の活動が邪魔となり、教祖と奸策を練って、産児制限の講習会をひろ子に開かせるよう計った。さすがのひろ子もたじろいたが、彼女の情熱はこの難関を突破した。姫虎村出身の人気歌手三田明が、故郷へ帰って来たのだ。村人たちの無智にむしゃくしゃしていたひろ子は、折から野猿湖で行われた保健婦学院の同窓会へ行った。だが心の晴れないひろ子のもとへ、姫虎村から電報が来た。村でタクミが赤痢になったのだ。急ぎ帰ったひろ子に、有賀も、村長、籔本らも、責任をまぬがれるため、赤痢としての処置、発表を妨げた。だが蔓延を恐れたひろ子は有賀を説き伏せて、病気の伝染を防いだ。村長の息子今朝雄、明らの協力で宮野市から急援隊が到着、村人は初めてひろ子の献身を知ったのだった。村がこれを機に明るくなった頃、ひろ子は助産活動をしたという違法行為で免職となり、村を去った。見送る村人の中、タクミが、ひろ子の車を追っかけて走った。

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1965年9月上旬号

日本映画紹介:明日は咲こう花咲こう