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忍びの者 伊賀屋敷

  • しのびのものいがやしき
  • Igayashiki
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  • 平均評点

    58.3点(28人)

  • 観たひと

    51

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/5/12
上映時間 89分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森一生 
脚本直居欽哉 
服部佳 
企画伊藤武郎 
撮影今井ひろし 
美術太田誠一 
音楽渡辺宙明 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口登司夫 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演市川雷蔵 霧隠才蔵
八千草薫 百合姫
八千草薫 お蘭
山形勲 松平伊豆守
鈴木瑞穂 由井正雪
今井健二 丸橋忠弥
島田竜三 井伊掃部守
北龍二 徳川頼宣
石黒達也 甲賀幻心斎
伊達三郎 金井半兵衛
水原浩一 石谷将監
南条新太郎 阿部豊後守
原聖四郎 堀田加賀守
玉置一恵 加藤六郎右衛門
木村玄 熊谷三郎兵衛
香川良介 牧野兵庫

解説

「八州遊侠伝 男の盃」の直居欽哉と服部偉が共同でシナリオを執筆「暴れ犬」の服部佳が監督した“忍びの者”シリーズ第六作目。撮影もコンビの今井ひろし

あらすじ

江戸、慶安の頃。由井正雪、丸橋忠弥を中心とする浪人たちは、徳川幕府転覆を謀って不穏な動きをみせていた。これを察した老中松平伊豆守は計画を阻止するべく甲賀幻心斎、お蘭を中心とする甲賀忍者を放った。一方霧隠才蔵の一子・才助は父才蔵の遺志を継いで名も才蔵と改め、虎視耽耽と江戸城を狙っていた。そしてもう一人徳川転覆を狙う野心家・紀州六十五万石の君主・徳川頼宣がいた。才蔵は、この徳川頼宣と由井正雪を会わせようと、単身、松平伊豆守の邸に忍び込んだ。そこで才蔵は、意外にも探し求める真田幸村の娘・百合姫に会った。才蔵はそんな百合姫の行動に疑問を残しながらも、甲賀幻心斎らの攻撃を逃れ、策を案じて一挙に徳川頼宣と由井正雪の会談を計った。会談の日、甲賀忍者と才蔵は紀州城竜の間の天井裏で対決し、才蔵と幻心斎の二人は紀州城の大屋根から、ころげ落ちたまま消息を絶った。それから数日、将軍家光が死んだ。正雪は、頼宣のお墨付きと軍用金一万両を得て幕府転覆の狼火をあげた。そんなある日、正雪と忠弥の会談を盗み聞きしていたお蘭が、忠弥のために捕り、才蔵に、その仮面を剥ぎとられた。意外にも、お蘭のもう一つの顔、それは百合姫であった。その日由井道場は、伊豆守の命をうけた捕方に囲まれ計画は崩壊した。捕まった才蔵の前に、にこやかな微笑をかわす正雪と伊豆守の姿があった。幕府転覆計画の首領と見られた、由井正雪は実は松平伊豆守の腹心の部下であったのだ。単身牢を脱出した才蔵は、再起を期してまたどこへともなく消えていった。

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1965年6月下旬号

日本映画紹介:忍びの者 伊賀屋敷