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眠狂四郎魔性剣

  • ねむりきょうしろうましょうけん
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  • 平均評点

    60.7点(79人)

  • 観たひと

    127

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    17

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/5/1
上映時間 75分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚色星川清司 
原作柴田錬三郎 
企画藤井浩明 
撮影竹村康和 
美術加藤茂 
音楽斎藤一郎 
録音大角正夫 
照明山下礼二郎 
編集宮田味津三 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 眼狂四郎
瑳峨三智子 おりん
長谷川待子 お艶
明星雅子 お糸
穂高のり子 佐絵
若松和子 青華院
須賀不二男 菊村外記
北城寿太郎 赤石群兵衛
五味龍太郎 紋部三郎太
水原浩一 大工政五郎
浅野進治郎 中森瀬左衛門
稲葉義男 水野忠成
伊達三郎 安西小十郎
橋本力 津久田典馬
木村玄 陣馬玄之助
藤川準 片目の男(花火師)
橘公子 舟宿女将
小村雪子 中森瀬左衛門の娘綾路
荒木忍 高垣将監

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎炎情剣」の星川清司が脚色「座頭市関所破り」の安田公義が監督した「眼狂四郎シリーズ」第六作目。撮影もコンビの竹村康和。

あらすじ

武家育ちの娘・佐絵は、狂四郎の辱かしめをうけて自殺した。翌日、狂四郎のもとに、大工の娘・お糸が佐絵の遺書と共に、その子鶴松を連れてきた。鶴松は、岩代藩の城主と、そのころ御殿女中であった佐絵との間にできた隠し子で、城主は一度は邪魔者扱いにして追放したものの世継ぎの出来ぬ今は、力づくで連れ戻そうとしていた。狂四郎は、お家のためには、幼い子供の将来をふみにじる武士道に激しい、いきどおりを覚えた。そんな狂四郎は、以前ふとしたことから斬りすてた伴蔵の妹おりんにつきまとわれていた。一方岩代藩の江戸家老・菊村外記は、そんな狂四郎の動勢を察して、いちはやく鶴松を捕え、岩代藩随一の使い手・赤石群兵衛を狂四郎にさしむけた。また狂四郎を亡きものにしようと殺意に燃えるおりんは、蛇使いの女・お艶や比丘尼の青華院に色仕掛けで狂四郎を誘い殺そうとしたが果せず、爆薬を狂四郎の持つ提灯に仕掛けた。が寸前、狂四郎はこれを見破った。一方、狂四郎より一足早く城に辿りついた鶴松は、老臣の娘綾路の手引きで町はずれの五重の塔に身を潜めた。しかしこれを知った岩代藩の追手に綾路は斬られ、ちょうど通りかかった狂四郎に鶴松を託した。が、そんな狂四郎に、おりんの知せでかけつけた岩代藩の刺客が、人質としたお艶を先頭にしてとりかこんだ。さすがの狂四郎もお艶に刃を向けることが出来ず剣を捨てた。だが危機一髪、鶴松は刺客の手をかいくぐり剣を狂四郎に手渡した。剣をとりもどした狂四郎必殺の円月殺法がうなり、群兵衛をはじめとする刺客は地にはった。すべてを終えた狂四郎は鶴松に、武士の悲しさを説き、また一人どこへともない旅にでていった。

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