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座頭市二段斬り

  • ざとういちにだんぎり
  • The Blind Swordsman's Revenge
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  • 平均評点

    63.9点(74人)

  • 観たひと

    113

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/4/3
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上昭 
脚色犬塚稔 
原作子母沢寛 
撮影森田富士郎 
美術西岡善信 
音楽伊福部昭 
録音海原幸夫 
照明美間博 
編集山田弘 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
坪内ミキ子 お小夜
三木のり平 井戸尻軍十郎
加藤武 門倉小平太
春本富士夫 磯田幸右衛門
倉田マユミ お鹿
小林幸子 お鶴
伊達三郎 錣山の代貸
沢村宗之助 錣山の辰五郎
藤山浩二 比企作兵衛
木村玄 大館甚吾
西岡弘善 山野甲蔵
寺島雄作 弥作
伊井美貴 花鳥
小村雪子 お町
平参平 丑松
嵐三右衛門 彦の市

解説

子母沢寛の原作を「座頭市あばれ凧」の犬塚稔が脚色「勝負は夜つけろ」の井上昭が監督した「座頭市シリーズ」第十作目。撮影は「眠狂四郎炎情剣」の森田富士郎。

あらすじ

ある朝突然暴漢に襲われた座頭市は、一人を斬り殺し、もう一人の腕を斬り落した。こんな血なまぐさい旅に嫌気のさした座頭市は、昔、あんまの手ほどきをうけた彦の市師匠と、その娘お小夜を麻生の宿に訪ねた。だが、彦の市は殺され、お小夜は宿場の親分錣山の辰五郎のために、今は名も錦木と変え女郎に身を沈めていた。驚いた座頭市は、お小夜のいる丁字楼を訪ねた。しかしお小夜は辰五郎の息のかかった郡代役所の磯田幸右衛門のいうままにならず激しい折檻の末土蔵に閉じ込められていた。土蔵に忍びこんだ座頭市はお小夜から事件のあらましを聞いた。--彦の市は、あんまの最高位である検校位をもらうため、三百両の金を持って京都へ旅立った。が、途中何者かに殺され金をうばわれた。さらに辰五郎は親切ごかしに貸した百両をたてにとり、お小夜を丁字楼の女郎にしてしまったのだ--その夜座頭市は井戸尻軍十郎と名乗る辰五郎の用心棒に呼ばれて肩をもんだ。これ幸いと座頭市は軍十郎からねほりはほりと辰五郎のようすを聞きだしたが、話が彦の市殺しのことになると、軍十郎も口をつぐんでしまった。そんな座頭市の姿をかいま見るもう一人の用心棒門倉小平太の眼には殺気があった。そのころ郡代役所では、八州見廻りによる帳簿調べが始まっていた。門倉は悪事露見を恐れる磯田から百両を奪い取ると、これを知って追いすがる見廻り役を斬りすて単身座頭市と対決した。だが座頭市必殺の剣に門倉はくずれおちた。しかし宿場に帰った座頭市は見廻り役殺しの罪で捕方にかこまれた。辰五郎と磯田の謀略であった。父親を思う軍十郎の娘お鶴に仕込杖を奪われた座頭市は危機に陥った。が間一髪座頭市の義侠心にホレこんだ軍十郎がお鶴から仕込杖を取り座頭市に渡した。うなりをあげる座頭市必殺の二段斬りに、辰五郎も磯田も紅に染まった。

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