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黒い海峡

  • くろいかいきょう
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  • 平均評点

    64.5点(11人)

  • 観たひと

    24

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/12/31
上映時間 103分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督江崎実生 
脚本甲斐久尊 
山崎巌 
企画児井英生 
撮影横山実 
美術大鶴泰弘 
音楽伊部晴美 
録音米津次男 
照明藤林甲 
編集鈴木晄 
スチル斎藤耕一 

キャスト

出演石原裕次郎 槙明夫
十朱幸代 則子
吉行和子 香山知佐子
中谷一郎 大貫
山形勲 船場
垂水悟郎 大月
藤竜也 香山
佐野浅夫 竜作
小高雄二 尾崎
大坂志郎 藤野
磯部玉枝 敏子
中台祥浩 宮井
木浦佑三 山下
深江章喜 相田
杉江弘 佐東
郷えい治 時田
木島一郎 桑野
柴田新三 刑事A
久遠利三 刑事B
峰三平 アパートの管理人
島村謙次 ナイトクラブ支配人
北出桂子 若い娘A
進千賀子 若い娘B
浜川智子 若い娘C
市村博 チンピラA
亀山靖博 チンピラB
柳瀬志郎 バーテン
小柴隆 高校の教師
黒田剛 船場の配下
本目雅昭 船場の配下
志方稔 大月の配下
平塚仁郎 大月の配下
英原穣二 神戸警察署係官
野村隆 男性デザイナー

解説

「ギター抱えたひとり旅」の山崎滋と「男の紋章 喧嘩状」の甲斐久尊が共同でシナリオを執筆「愛しながらの別れ」の江崎実生が監督したアクションもの。撮影は「敗れざるもの」の横山実。

あらすじ

槙はボスの船場にいわれるままに船場の恐れる邪魔者を消し、そのまま警察に自首した。数年前、槙は人を轢き殺し、さらに父にも自殺された。そんな苦境を救ってくれたのが船場だったのだ。やがて三年の月日がたち、槙は久方ぶりに横浜に舞いもどった。以前は新興勢力だった船場組も、今では港湾荷役を一手に仕切る横浜一の組にのし上っていた。また槙をしたっていた船場の娘則子は、父と喧嘩し家を飛び出し、デザイナーとして独立していた。だが槙が帰ったのを知った則子は自から愛を打ち明けた。“とっつあん”と呼ばれて組の者に親しまれている竜作老人も、そんな二人を祝福した。一方槙の同僚哲次は、一年前に知り合った歌手知佐子と平和な家庭を築こうとしていた。そんなある日、ペイの取引きに出た哲次が、身内の山下を刺すと、そのままペイを持逃げして姿を消してしまった。槙はボスの命令で、神戸に哲次の姿を追ってとんだ。神戸には昔船場が面倒をみた藤野の一人娘敏子が、ステーキ・ハウスを開いていた。藤野の情報で槙は、キャバレーで歌う知佐子をみつけた。また、槙はそのころになって、自分の後を影のようにつける船場の雇ったボディー・ガード尾崎の存在を知った。知佐子の出演しているキャバレーは神戸一のボス大月のものだった。知佐子は今では大月の情婦となっていた。大月はそんな知佐子の後をつけまわす槙を消そうと、哲次をそそのかし殺させようとした。月あかりの別荘で二人は対決した。が、ここで槙は哲次から以外な事実を聞かされた。槙の父が自殺をしたのは船場の脅迫がもとであり、轢き殺したと思った人間も、船場組の竜作老人であること、また哲次が逃げ出したのも、船場から殺人の現場をみた知佐子を消せといわれたからだった。二人はお互いの非を詑び、哲次は槙の協力で知佐子をとりもどすと北海道にたった。横浜に帰った槙の前に、船場と、船場にそそのかされた則子の弟三郎が立ふさがった。が、意外にも竜作の弾丸が船場を倒した。泣きくずれる則子を後に槙は悄然と港を後にした。

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