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眠狂四郎女妖剣

  • ねむりきょうしろうじょようけん
  • Kyoshiro Nemuri at Bay
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  • 平均評点

    64.3点(92人)

  • 観たひと

    163

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    24

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/10/17
上映時間 81分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督池広一夫 
脚色星川清司 
原作柴田錬三郎 
企画財前定生 
撮影竹村康和 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音大角正夫 
照明加藤博也 
編集谷口登司夫 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演市川雷蔵 眠狂四郎
藤村志保 小鈴
久保菜穂子 びるぜん志摩
根岸明美 巫女青蛾
春川ますみ お仙
城健三朗 陳孫
小林勝彦 鳥蔵
中谷一郎 武部光源
浜村純 室屋醇堂
阿井美千子 中ろう藤尾
毛利郁子 菊姫
稲葉義男 備前屋徳右衛門
水原浩一 利倉屋与兵衛
伊達三郎 易者
浜田雄史 下曽我典馬
南条新太郎 守田粂次
寺島雄作 牢屋敷同心
杉山昌三九 小谷己之助
浅野進治郎 藤波大和
玉置一恵 水野忠成
沖時男 守山行次郎
藤川準 寺男
木村玄 牢屋敷目付
西岡弘善 手先きの男
森田健二 岡っ引
谷口和子 中ろう綾路
高森チズ子 美乃
ビアガ・ラスモセン 狂四郎の父親
クー・バイチュク ヨハネス・セルディニイ

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎円月斬り」の星川清司が脚色「座頭市あばれ凧」の池広一夫が監督した眠狂四郎シリーズ四作目。撮影もコンビの竹村康和。

あらすじ

狂四郎はある朝浜町河岸に横たえられた、全裸の美女二人の死体を見た。鳥蔵と名乗る男はそれが、大奥の中臈綾路と、お半下女中の美乃であると狂四郎に告げた。だがその烏蔵は隠れ切支丹の科で役人に捕えられた。この頃江戸では、豪商備前屋が、金力を武器に、老中水野忠成を抱き込み、大奥の女達に秘かに阿片を送っていた。浜町河岸の死体は、残忍な菊姫に麻薬責めにされ殺されたのだった。そして菊姫は鳥蔵の妹小鈴に、兄を救う手段と称して、牢内のバテレン、ヨハネス・セルディニイを誘惑させた。しかし、約束は守られず、鳥蔵は殺され、小鈴は自殺して果てた。狂四郎は、鳥蔵が死ぬ間際に、浜松へびるぜん志摩という狂四郎と血のつながる女がいると聞かされ、浜松へと旅立った。途中、狂四郎は、備前屋の刺客や、情慾のとりこになった巫女に悩まされたが、愛刀無相正宗がその難を救った。大井川で足どめされた狂四郎は、妖艶な鳥追い女と旅篭に入った。女と酒を飲んだ狂四郎は、目がかすむのを知り愕然とした。女は、狂四郎の目をつぶすために使わされたのだった。狂四郎は女をそそのかした刺客を撃退する。再び浜松に向った狂四郎は、隠れ切支丹に案内されて舟小屋で、びるぜん志摩に会った。狂四郎は自分との関係を彼女に問うが答えない。その舟小屋に集まってきた隠れ切支丹たちを役人が捕縛する。その騒ぎを見て舟小屋の外に逃げ出した狂四郎たちは、菊姫の配下武部光源に襲われ、志摩は海上につれ去られた。武部を斬り倒し、小舟で備前屋の密貿易船にたどり着いた狂四郎は備前屋とその配下を斬り、宿敵陳孫との念願の一騎打ちとなった。死闘の末陳孫は海に飛び込み退散する。舟倉でびるぜん志摩に会った狂四郎は、志摩が備前屋のまわし者で切支丹になりすましては、信徒を売っていたこと、狂四郎を船にひき寄せるため配下にさらわれたことを知り、責めた。妖艶な表情に変った尼僧は、色と金で狂四郎を誘った。そして狂四郎の出生の秘密について語る。転びバテレンに生け贄として犯された武家の娘から産まれたのが狂四郎だと言うのだ。母は自害し、遺された狂四郎の乳母となったのが志摩の母であった。さらに色で誘う志摩を狂四郎の剣は一刀のもとに斬った。何故と問う志摩に狂四郎は「平気で斬れる。無頼の徒だからな」と言い残し立ち去るのだった。

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