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忍者狩り(1964)

  • にんじゃがり
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  • 平均評点

    68.4点(67人)

  • 観たひと

    104

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    21

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/9/5
上映時間 87分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山内鉄也 
脚本高田宏治 
企画森義雄 
撮影赤塚滋 
美術中川徳道 
音楽津島利章 
録音加藤正行 
照明金子凱美 
編集宮本信太郎 
スチル宮坂健二 

キャスト

出演近衛十四郎 和田倉五郎左衛門
佐藤慶 永長八右衛門
山城新伍 筧新蔵
河原崎長一郎 天野弥次郎
田村高廣 会沢土佐
穂高稔 村山靭負
高松錦之助 丸目泰次郎
沢村宗之助 原刑部
遠山金次郎 鯖江
河村満和 笠谷
佐藤洋 藤村宮内
尾形伸之介 久坂権之進
唐沢民賢 鬼頭一角
北条きく子 美保
弥永和子 芙美
関根永二郎 蒲生忠知
園千雅子 篠の方
藤山直子 種丸
松風はる恵 りつ
山田裕三 晋松
源八郎 養安院法眼
片桐真 立花主水正
安部徹 久世大和守
村居京之輔 松平和泉守
那須伸太朗 板倉内膳正
加賀邦男 谷河内守
天津敏 闇の蔵人
高森和子 白葉尼
中村錦司 天満屋
汐路章 空木源三
団徳麿 赤蛙
国一太郎 小幡式部

解説

「江戸犯罪帳 黒い爪」の高田宏治のオリジナル・シナリオを新人山内鉄也が監督した忍者もの。撮影は赤塚滋。

あらすじ

徳川三代将軍家光は、幕府の体制を不動のものにするため豊臣恩顧の外様藩取潰しを計った。そのころ伊予松山二十万石、蒲生家では城主式部太夫忠和の死病を理由に、嫡子種丸の家督相続を願い出、老中久世大和守より将軍家のお墨付を下付された。種丸の将軍家初御目見得の儀は六月十日に決った。儀式の後ではいかに幕府といえども蒲生家を取潰す事は出来ない。大和守は、忍者、闇の蔵人らにお墨付け奪還を命じた。一方蒲生家城代家老、土佐は幕府の腹を見抜き、五郎左衛門、八右衛門、新蔵、弥次郎の四人を忍者狩りに当てた。その内の一人五郎左衛門は、かって闇の蔵人との闘いに破れ主家を失った浪人で、蔵人への憎しみは激しかった。蔵人の手口を知る五郎左は、新規召抱えの家臣八人を巧みにわなにかけ、苛酷な拷問の末一人残らず首をはねた。しかし罪のない家臣の命迄も奪った五郎左の執念に蒲生家の人々は激しい反感を抱いた。一方弥次郎は御用商人天満屋の動きに疑問を抱き、尾行したが、かえって蔵人の手にかかり命を落した。さらに蔵人は、使者到着二日に控え、最後の手段として幼君殺害を計った。第一次暗殺計画は失敗した。が折りも折藩主忠知が死去、葬儀は使者到着以前に行われることになった。五郎左は、この機に蔵人が必ず種丸の命をねらうことと思い、葬儀の列にまぎれこんで蔵人を待った。葬儀当日、霊廟に入った五郎左、八右衛門らは蔵人の策略で霊廟にとじこめられ、蔵人の吹き針に次々と倒されていった。しかし八右衛門が、蔵人を腕の中に抱きこみ、五郎左の刃は八右衛門ごと蔵人を突きさした。しかしあまりにも犠牲は大きく、五郎左の心は空しかった。

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日本映画紹介:忍者狩り