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白日夢(1964)

  • はくじつむ
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  • 平均評点

    53.9点(17人)

  • 観たひと

    28

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/6/21
上映時間 93分
製作会社 第三プロダクション
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督武智鉄二 
脚色武智鉄二 
原作谷崎潤一郎 
撮影萱沼正義 
美術芥川敏 
音楽芝祐久 
録音アオイスタジオ 
照明大住慶次郎 
編集金子半三郎 
スチル武智俊郎 

キャスト

出演路加奈子 葉室千枝子
石浜朗 倉橋
花川蝶十郎 ドクトル
松井康子 看護婦
小林十九二 患者の老人
小沢茂美 患者の少年
坂本武 デパートの守衛
吉田道紀 ナイトクラブボーイ
御木きよら 煙草売りの女
奈良あけみ 患者の美女
三鬼陽之助 金を拾う通行人

解説

谷崎潤一郎の同名小説を「日本の夜 女・女・女物語」の武智鉄二が脚色、監督した風俗もの。撮影は萱沼正義。

あらすじ

流行歌手千枝子と青年画家倉橋は歯科医の診療室で治療を受けていたが、倉橋は麻酔を打たれ、夢心地になっていった。--医師と看護婦のようすが変り、千枝子は医師におかされた。そして、ナイトクラブに千枝子を訪ねた倉橋は千枝子に迫る医師の姿を見て、倉橋は千枝子を救おうと決心した。さらに医師と千枝子はホテルへ向った。倉橋も後を追った。そこには千枝子が医師からのさまざまの拷問を甘受する姿があった。倉橋は悲壮と快楽との入りまじった表情でながめていたが、逃げ出した千枝子の後をおって路上に出た。しかし倉橋がいくら追いかけても、千枝子は遠いところへ行ってしまうのだった。あるデパートの屋上で倉橋は千枝子にめぐり会い、救いの言葉をかけたが、医師が突然姿をあらわし再び千枝子を奪った。千枝子を見失なった倉橋は都会の雑踏の中で医師と、千枝子をみつけ短刀で刺すが、医師は傷つかず、かえって千枝子を傷つけてしまった。医師の姿は消え、路上に半裸の千枝子の死体が横たわっていた。青年は大声で通行人に訴えるが、誰も相手にしてくれない--。倉橋はうなされて夢から醒めた。千枝子はすでに治療を終て診察室を出ていた。しかしこの白日夢は、倉橋の頭をついてはなれなかった。

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