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大殺陣

  • だいさつじん
  • The Great Duel
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  • 平均評点

    66.4点(110人)

  • 観たひと

    166

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    38

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/6/3
上映時間 119分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督工藤栄一 
脚本池上金男 
企画松平乗道 
撮影古谷伸 
美術富田治郎 
音楽鈴木静一 
録音小金丸輝貴 
照明安田興一 
編集堀池幸三 
スチル吉田晴光 

キャスト

出演里見浩太朗 神保平四郎
大坂志郎 星野友之丞
山本麟一 日下仙之助
河原崎長一郎 別所隼人
稲葉義男 渡海八兵衛
砂塚秀夫 助七
平幹二朗 浅利又之進
成瀬昌彦 岡部源十郎
安部徹 山鹿素行
宗方奈美 山鹿みや
大木実 北条氏長
大友柳太朗 酒井忠清
可知靖之 徳川綱重
原田甲子郎 堀田正俊
加賀邦男 林甚兵衛
三島ゆり子 神保加代
尾形伸之介 中島外記
春日俊二 小出治兵衛
堀正夫 新見但馬守
園佳也子 立田川
赤木春恵 星野たよ

解説

「十三人の刺客」の池上金男がシナリオを執筆「十三人の刺客」の工藤栄一が監督した時代もの。撮影は「関の弥太ッぺ(1963)」の古谷伸。

あらすじ

四代将軍家綱が危篤に陥入り、大老酒井忠清は将軍継嗣に弟綱重を立てようとする、粗暴な政治が行われていた延宝六年のこと。若年寄堀田正俊は、御政道の変革を計る企みありと喚問された。一方、追手から逃れて来た知友中島外記を隠まったため一味とみられた、書院番神保平四郎は、旗本浅利又之進と名のる男の屋敷にかくまわれた。妻加代が事件のまきぞえから殺害されたのをみやから聞いた神保は、御家人星野友之丞に紹介されると一党に加わった。捕われた仲間の自害にいやけがさした一党の一方のかしら石岡部源十郎は、別所隼人に、秘密を酒井に話そうともちかけて神保に斬られた。首謀の名を追求する北条は石岡から一党の首謀は軍学者山鹿素行と聞くが実証なくして、山鹿に手を出すことが出来なかった。素行以下の一党の顔ぶれは、星野友之丞、別所隼人、神保平四郎、日下仙之助、助七、渡海八兵衛、素行の姪みやの七人であった。全て、すさんだ政道を正すためにけっ起したのだった。目的遂行の日は、水戸中納言光圀公が、国表に帰国でにぎわうのを、利用して甲府宰相鋼重の行列を吉原の方へ導き入れ本懐をとげる。だが渡海の裏切りに会った素行らは、神保、星野、日下、別所、助七の五人は目的の甲府宰相を暗殺出来ず世を去った。行列の遅いのに不審を持った酒井は、徒目付の知らせで事の次第を聞くと、行列を日本堤に廻すよう命令した。そのようすを見ていた浅利又之進は、無残な神保の死体をみて憤怒し、吉原を出る行列に突進していった。北条と宰相をうって、命を落した浅利を見て、発狂する酒井の姿をみつめながら、素行は、勝利感に酔えない自分を感じていた。

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