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昨日消えた男

  • きのうきえたおとこ
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  • 平均評点

    71.4点(22人)

  • 観たひと

    39

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル 時代劇 / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/4/18
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚本小国英雄 
企画財前定生 
撮影本多省三 
美術太田誠一 
音楽大森盛太郎 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口孝司 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演市川雷蔵 八代将軍吉宗
高田美和 お園
藤村志保 お浪
宇津井健 兼四郎
三島雅夫 大岡越前守忠相
成田純一郎 石子伴作
島田竜三 安藤対馬守重行
北城寿太郎 大導寺亜膳
中村豊 酒井加賀守
沢村宗之助 美濃屋庄右衛門
嵐三右衛門 河内屋善左衛門
水原浩一 竹内金次郎
南条新太郎 巳之吉
寺島雄作 嘉兵衛
越川一 仙太
千石泰三 次郎助
尾上栄五郎 老中水野和泉守忠之
玉置一恵 松平伊賀守忠周
原聖四郎 松平右近将監乗邑
堀北幸夫 大槻源太夫
岩田正 佐吉
福井隆次 竜神丸松左衛門
菊野昌代士 須藤左内
木村玄 清吉
細谷新吾 石川内匠頭
橘公子 おしげ

解説

「天国と地獄」の小国英雄がオリジナル・シナリオを執筆「ど根性物語 図太い奴」の森一生が監督した推理もの時代劇。撮影は「座頭市喧嘩旅」の本多省三。

あらすじ

江戸の中期、幕府と朝廷の問が不穏な頃、八代将軍吉宗は大岡越前守にたのみ、同心となって、事件の解決にあたらせてくれるよう懇願した。折しも、勅使五条大納言兼広卿の着任の報が知らされていた。同心となった吉宗は、大橋兼四郎と名のる浪人に出会い、お浪のやっている碇屋で酒をくみかわすと兼四郎の長屋に居候の身となった。ところが長屋に来てみると、土間に死体が投げこまれていた。それは碇屋で、木材問屋美濃屋の持船竜神丸が幽霊船であったと告げた巳之吉であった。これを機会に吉宗は新事件の究明にのりだした。兼四郎を、巳之吉の雇主である回船問屋の河内屋善左衛門に会わせた。しかしなぜか善左衛門は血相をかえて、追い出した。一人娘お園は、三年程前から父のようすが急変したと告げた。その日碇屋で第二の殺人が起きた。殺されたのは兼四郎を探していた浪人だ。そして第三の殺人は、河内屋の住吉丸の船頭嘉兵衛が水死体であがった。第四の殺人は、お浪の兄清吉であった。清吉は、竜神丸の舵取りだった。吉宗は、清吉の持っていた紙片から、美濃屋が怪しいと睨んだ。竜神丸にのりこんだ、兼四郎とお園、お浪は、美濃屋の古井戸の秘密の穴倉に閉じ込められた。穴倉の秘密とは、幕府転覆を企てる大名や、浪人たちに弾薬を売りつけることだった。河内屋も殺された四人も、すべてこの秘密を知っていたのだった。吉宗に救い出された兼四郎の前で、弾薬が大爆発した。吉宗は立ちつくしたが、数分後、勅使の登城をむかえる謁見の間で、礼を正した、吉宗がむかえたのは、勅使五条大納言兼広卿、すなわち兼四郎の姿であった。

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