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人生劇場 新・飛車角

  • じんせいげきじょうしんひしゃかく
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  • 平均評点

    64.6点(21人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/3/1
上映時間 104分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督沢島忠 
脚色笠原和夫 
原作尾崎士郎 
企画岡田茂 
亀田耕司 
吉田達 
撮影仲沢半次郎 
美術進藤誠吾 
音楽佐藤勝 
録音大谷政信 
照明梅谷茂 
編集田中修 
スチル田中真紀夫 

キャスト

出演鶴田浩二 吉井角太郎
佐久間良子 市川まゆみ
宇佐美淳也 青成飄吉
大木実 岡崎剛
長門裕之 中西守雄
明石潮 市川梅之助
加藤嘉 白根良吉
佐藤慶 神戸軍治
岡部正純 エンコの辰
北上達也 夕凪の新三
三重街恒二 ドモ久
西村晃 木元勇
河合絃司 増田
沢彰謙 漁師町の興行師

解説

尾崎士郎の原作より、「めくら狼(1963)」の笠原和夫が脚色、「おかしな奴(1963)」の沢島忠が監督した青春もの。撮影は「暴力団」の仲沢半次郎。

あらすじ

浅草のやくざ白根組の代貸しをつとめる吉井角太郎は、白根組親分良吉の計いで、踊り子まゆみと幸せな日々を送っていた。が、角太郎への召集令状は二人の夢のような生活を破った。よき戦友岡崎を得たものの、帰ってみた東京は何もかもすたれた、廃墟であった。仁義も人情もない現実に角太郎は、海外前線慰問演劇団に入ったというまゆみを探すことを唯一の楽しみにしていた。ある日、市川梅之助一座にいると聞かされた角太郎は、ストリッパーの全国巡業の旅について歩いた。まゆみを探すためだ。途中三州吉良町でSY連盟と称する男たちのいやがらせを受けた角太郎は、そこで戦友岡崎と再会した。復員した岡崎は生活のために闇屋の手助けをしているという。二人が話に熱中している間土地の侠客足助一家と連盟との間でもつれあいが起き殺傷事件が起きた。以来足助一家の世話になった角太郎らは、足助親分の侠客仁義に深い恩義を感じていた。ある日、岡崎からまゆみの居処を知らされた角太郎は、今はやつれ果てたまゆみを前に、明朝浜辺で会うことを約して別れた。がその間岡崎は、足助一家への内通者とSY連盟から制裁を受け、証しをたてるため足助治三郎を刺して、自殺していた。夜明け近く最後の侠客としてSY連盟本部にのりこんだ角太郎の手には、血ぬられたドスが光っていた。その頃、まゆみは、かって彼女にまつわりついていた木元憲兵伍長をのがれて、浜辺で角太郎の姿をもとめていたのだが……

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1964年3月下旬号

日本映画紹介:新・飛車角