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芸者学校

  • げいしゃがっこう
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  • 平均評点

    60.4点(5人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/2/29
上映時間 96分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督木村恵吾 
脚色田口耕三 
原作花登筐 
企画加賀四郎 
撮影宗川信夫 
美術柴田篤二 
音楽小川寛興 
録音奥村幸雄 
照明石坂守 
編集鈴木東陽 
スチル椎名勇 

キャスト

出演有島一郎 松の屋呑平
山下洵一郎 広田
滝瑛子 芸者桃太郎
渋谷詩子 芸者雛千代
倉田マユミ 芸者君奴
桜京美 芸者市松
小笠原まり子 芸者春鈴
中村伸郎 岡川安兵衛
丹阿弥谷津子 お静
木下清 
春本富士夫 杉山課長
清川玉枝 邦江
柳家金語楼 金助
弓恵子 照子
藤田まこと 中川
浦辺粂子 お久
耕田久鯉子 お清
若水ヤエ子 おつる
林家三平 丸福
上田吉二郎 本間源左衛門
左卜全 石川

解説

花登筐の原作を、田口耕三が脚色、「温泉女医」の木村恵吾が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの宗川信夫。

あらすじ

伊豆の山間の温泉郷に芸者置屋“静の家”を経営する松乃屋呑平は、細君の忘れ形見弘に生甲斐をみつけて、身を粉にして働いていた。もと柳橋の太鼓持ちという商売柄、仲間喧嘩の仲裁、月賦の言訳けと、毎日結構な悲鳴をあげていた。ある日、静の家の玄関に広田と名のる青年が現れた。弘の家庭教師だ。勉強のためには洋行をもさせるという呑平の意向とは逆に、広田は、芸者屋経営に興味をもち次々と新しいアイデアを提供していた。そのアイデアが、芸者学校として計画にのり、静の家芸者学校は校長の呑平を中心にお座敷エチケット、お座敷ダンス、お座敷アンマと大いにハッスルした。これが大評判となり一躍町の名物となった。そんな呑平の所へ弘の本当の父親である岡川が弘をひき取りたいと名のりでた。一旦は絶対手離さぬと追い帰したものの弘の将来のことを考えて岡川のもとへとやった。折も折、広田が指名手配中の詐欺常習犯であると知らされた。今、ピカ一芸者の桃太郎と逃走中の広田。寝耳に水の呑平だが芸者学校を始末して、金を返済してやるのだった。今は無一文の呑平は最大の財産であった弘もなく、おでん屋台を引いて温泉町を歩いていた。とある街角で泣いてすがりつく人影、思いがけない弘の姿に、呑平は顔をくしゃくしゃにしてだきしめるばかりだった。

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