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新忍びの者

  • しんしのびのもの
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  • 平均評点

    65.3点(33人)

  • 観たひと

    69

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/12/28
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色高岩肇 
原作村山和義 
企画伊藤武郎 
製作永田雅一 
撮影今井ひろし 
美術太田誠一 
音楽渡辺宙明 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口孝司 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演市川雷蔵 石川五右衛門
若尾文子 淀君
成田純一郎 豊臣秀次
北原義郎 石田三成
杉田康 名張の犬八
中村豊 赤目の仙吉
伊達三郎 服部半蔵
東野英治郎 豊臣秀吉
細川ちか子 北政所
三島雅夫 徳川家康
嵐三右衛門 木村常陸介
水原浩一 本多忠勝
原聖四郎 真田幸村

解説

村山知義の原作を、「犯罪作戦NO・1」の高岩肇が脚色、「悪名波止場」の森一生が監督した忍者もの。撮影は「妖僧」の今井ひろし。

あらすじ

豊臣秀吉暗殺に失敗して釜煎りの刑に処された五右衛門は徳川家康の秘命を受けた忍者服部半蔵の助けを受け、刑場から脱出した。間もなく京の街は、姿なき怪盗におびやかされ混乱してくる。生きていた忍者五右衛門の仕業だ。折も折、秀吉の専横も目にあまり、淀君の腹に生れた秀頼を正嗣とし、秀次を動揺させるばかりか正室北政所の嫉妬をもあおった。五右衛門の謀略はこんな騒動をよそに、淀君を襲い、秀頼を奪おうとした。失敗はしたが、淀君の心をいたく不安にした。そのころ朝鮮出兵を考えた秀吉は、武断派、文治派の争いも聞かず、朝鮮出兵に出た。その間五右衛門は、秀吉、秀次、北政所らの離間工作を着々と進めていた。朝鮮出兵の鋒をおさめた秀吉に叱責された秀次が聚楽第に帰って来るや、どこからともなく聞えて来る五右衛門の声に悩まされた。また淀君、三成らの合作に秀次失脚を知らされた北政所にも、五右衛門の声が聞こえた。五右衛門は更に秀次が金蔵改めに調達した大金を奪い、いよいよ秀次を窮地に陥し入れた。秀次の老臣木村常陸介は、最後の手段として、五右衛門に秀吉暗殺を依頼した。五右衛門は時期到来とひとりほくそえむのであった。一方伏見城秀吉のもとでは、死病の床についた秀吉が家康を枕辺に呼び、秀頼の後だてになってくれるよう頼んだ。家康は、天下掌握の時と内心の喜びにひたった。秀吉から切腹を命ぜられた秀次が高野山で果てた頃、忍びの術をつくして秀吉の寝所に入りこんだ五右衛門を、家康と見誤った秀吉は、後事を頼み最後を遂げた。労せずして主導権をとった家康は、五右衛門に仕官をすすめたが「家康は俺を使って天下を取ったが、俺は家康のおかげで妻子の仇をとった」と、関ケ原の朝霧の中に消えていった。

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