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座頭市喧嘩旅

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  • 平均評点

    64.4点(72人)

  • 観たひと

    118

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/11/30
上映時間 87分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚色犬塚稔 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影本多省三 
美術西岡善信 
音楽伊福部昭 
録音長岡栄 
照明美間博 
編集菅沼完二 
スチル西地正満 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
藤村志保 お美津
島田竜三 岬の甚五郎
藤原礼子 お久
丹羽又三郎 山田
吉田義夫 留五郎
沢村宗之助 下妻の藤兵衛
水原浩一 鎌七
東良之助 惣五郎
寺島貢 紅屋
沖時男 三造
堀北幸夫 河七
木村玄 清野
千石泰三 住之江
杉山昌三九 堂山の彦蔵
細谷新吾 藤兵衛の子分
越川一 喜助
志賀明 山三郎

解説

子母沢寛の原作より、「江戸無情」の犬塚稔が脚色、「対決(1963)」の安田公義が監督した仁侠もの。撮影は、「悪名波止場」の本多省三。

あらすじ

今では、やくざ仲間に勇名をはせる座頭市は、一人旅の途中、堂山支家の喜助という男に呼びとめられ、近く持ち上る下妻一家との喧嘩に手を貸してくれと懇願された。これを見ていたのが、喧嘩相手の下妻一家の助っ人を探していた岬の甚五郎という男であった。三人の浪人に、座頭市と喜助を斬るように、さしむけたが、喜助の惨殺に怒った市の、居合斬りにあい、甚五郎は情婦お久と共にその場を逃れた。再びあてのない旅に出た座頭市は、そこで、お屋敷勤めをするお美津を、武士の手から救った。お美津は手篭めにしようとした若殿に抵抗し怪我をさせたことで、追われていたのだ。が、仕込杖をもち無気味な按摩やくざの姿は、美しいお美津にとって気味悪い存在であった。ある旅篭に泊った時のこと、今は夫婦同然の甚五郎とお久が、このお美津に目をつけ、宿賃稼ぎに、お美津をおかみにさし出そうと企んだが、目あき以上にカンのよい座頭市に気づかれ、失敗に終った。お美津の心の中に、酷いが誠意をつくしてくれる座頭市への信頼感が高まっていった。翌日、お美津を追う藩士を得意の居合い斬りで倒した座頭市は、追う者もいなくなったお美津を好人物の老人夫婦に託して別れをつげた。思慕を隠そうともせず、「一緒に連れていって」とたのむお美津を、片輪者の宿命を負った座頭市は、全て甘い夢とふりきって去っていった。跡をつけていた甚五郎は時機到来とお美津をさらって藤兵衛の所へと連れこんだ。一方座頭市は、堂山一家にワラジをぬぎ、喧嘩の矢面に立つことになった。当日、静りかえった宿場に向いあった、下妻一家と堂山一家。とその一瞬、座頭市のすぐ側で“市さん”と呼ぶお美津の嘆声が! わが耳を疑う座頭市に、せせら笑いながら取引を持ちかける甚五郎の声が非情に響いた。

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