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示談屋

  • じだんや
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  • 平均評点

    53.3点(9人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/10/30
上映時間 82分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井田探 
脚色安藤日出男 
原作安藤日出男 
企画久保圭之介 
撮影萩原泉 
美術柳生一夫 
音楽山本丈晴 
録音高橋三郎 
照明大西美津男 
編集井上親弥 
スチル坂東正男 

キャスト

出演小沢栄太郎 笠松源吉
川地民夫 笠松茂
松本典子 住友マリ
久里千春 桜井和江
小池朝雄 宍倉
藤村有弘 金谷
下元勉 大沢
佐野浅夫 重田
大森義夫 日高
高品格 
土方弘 河合
進千賀子 住友雪子
河上信夫 
井田武 井上
加原武門 高桑
青木富夫 村木
玉村駿太郎 大坪
荒井岩衛 立花
山田禅二 麻生
松丘清司 交通巡査
宮川敏彦 事故係
平塚仁郎 金谷の若い者
二階堂郁夫 やくざA
杉浦公司 人夫
川添澄子 女事務員
紀原土耕 官吏人

解説

「視界ゼロの脱出」の安藤日出男が原作・脚色、「銀座の次郎長」の井田探が監督した社会ドラマ。撮影もコンビの萩原泉。

あらすじ

笠原源吉は交通事故専門の悪質示談屋で、女房のはつはこんな源吉を嫌って逃げだし、息子の茂と一緒に暮らしている。茂は全日交通の事故係だが、この仕事が嫌でたまらない。が、知り合ったモデル、住友マリは全日交通のトラックがハネた被害者だが、マリの顔半分には生々しい傷痕が残り、茂は激しい同情と責任を感じていた。そんな事から、茂は父親の職業を嫌い、止めてくれるよう何度も頼むのだったが、源吉はてんでうけつけず、今日も、追突現場に飛んで行くのだった。だが、そこには源吉のライバル宍倉が来ていた。すでに、宍倉は加害者のトラック運転手井上から委任状を取っていて、意気揚々としていた。しかし、源吉も負けてはいない。被害者河合の入っている佃病院の事務長大沢を抱きこみ、宍倉を病院から追い返してしまった。一方、茂は何度もマリと会っている中、マリを愛するようになった。それを知った源吉は、畑病院の看護婦和江をよんで茂の部屋に寝泊りさせるようにした。ドライな和江の誘惑も茂にはてんで効果がない。そんなある日、マリが死んだ。頭の骨にヒビが入っていたのだという。呆然自失の茂は、和江の誘惑にのってしまった。しかし、その和江も大沢の世話になって歌手になるのだと言い出し茂から去ってしまった。失意の茂は、全日交通のトラックにはねられて死んだ。慌てた源吉が会社に掛けあうが、てんで相手にされない。ガックリ帰途につく源吉の耳に救急車のサイレンが飛びこんできた。「茂、待っとりや、葬式代を稼ぐさかいにな……」いきいきした源吉は事故現場に飛んでいった。

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1963年9月上旬号

日本映画紹介:示談屋