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十七人の忍者

  • じゅうしちにんのにんじゃ
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  • 平均評点

    65.7点(58人)

  • 観たひと

    97

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/7/7
上映時間 99分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督長谷川安人 
脚本池上金男 
企画天尾完次 
撮影鷲尾元也 
美術富田治郎 
音楽鏑木創 
録音藤本尚武 
照明増田悦章 
編集堀池幸三 
スチル江崎洋 

キャスト

出演里見浩太朗 柘植半四郎
近衛十四郎 才賀孫九郎
三島ゆり子 
大友柳太朗 伊賀の甚伍左
東千代之介 見沼文蔵
花澤徳衛 上坂治平衛
加賀邦男 市木左平次
品川隆二 田辺小六
和崎俊哉 藤伝八
尾形伸之介 木賀孫介
五里兵太郎 石脇新作
名護屋一 一色弥市
汐路章 上島多兵衛
鈴木欣也 加太源作
香月涼二 滝島一鉄
毛利清二 鬼頭右馬之介
藤川弘 御宿源心
戸塚新八 佐伯主馬
堀正夫 今村図書
原田甲子郎 成田助八
大邦一公 福田越後
中村錦司 竹山喜左衛門
阿部九洲男 大井市兵衛
楠本健二 木村大作
源八郎 仁藤源左衛門
木島修次郎 番士
仁礼功太郎 別の番士
唐沢民賢 使番
小山田良樹 番士A
川波公二郎 番士B
国一太郎 番士C
長田健二 番士D
木南兵介 番士E
晴賀俊介 番士F
佐藤洋 番頭A
薄田研二 阿部豊後守

解説

「八幡鳩九郎」の池上金男が脚本を執筆、「柳生武芸帳 片目水月の剣」の長谷川安人が監督した忍者もの。撮影は「忍者秘帖 梟の城」の鷲尾元也。

あらすじ

二代将軍秀忠の病篤いとき、嫡子家光の弟忠長は駿府にあって外様大名の謀反連判状を集めていた。老中阿部豊後守は伊賀忍者甚伍左にこの連判状の奪取を命じた。甚伍左は部下十五名と共に駿府へ向い、娘の梢を連絡係として残した。駿府側が雇った根来忍者才賀孫九郎は、早くも潜入した伊賀忍者源心ら四名を殺し、続いて連判状のある本丸に近づいた二人も餌食となった。駿府の家臣たちは忠長の命を案じ、孫九郎の反対を押し切って連判状を本丸から鬼門櫓に移す。この動きを連絡しようとした二人の忍者も死んだ。甚伍左は残りの部下と城下の羅漢寺に潜んでいたがそこで忍者半四郎が梢のかんざしを持っているのをみつけ、それを取り上げるのだった。秀忠が死んだ。豊後守は梢を駿府へ急行させ、連判状を奪えと厳命した。一方、孫九郎は、駿府に向った忍者は伊賀三の組の十六名で、羅漢寺に潜んでいるとの報告をうけた。寺は教われ、後を半四郎に任せて捕えられた甚伍左は鬼門櫓で拷問され、歩行不能となった。忍者たちは相次いで斃される。残るは城内の塩庫にひそむ半四郎と文蔵の二人。そして梢は孫九郎の手に落ちて責められている。文蔵は、沈着な半四郎に敬服、彼を助けるため自ら敵前に飛出して撃たれた。「十六人、すべて倒した!」と喜ぶ孫九郎に甚伍左がいった。「公儀隠密人別帳に女はのっておらぬ。伊賀忍者はまだ一人いる!」その油断につけ込んで梢を救い出した半四郎は、孫九郎と激闘の末、これを斃した。甚伍左は孫九郎に這い寄って、連判状を半四郎にさし出しながら息絶えた。寛永九年、忠長は自刃した。

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