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てんやわんや次郎長道中

  • てんやわんやじろちょうどうちゅう
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  • 平均評点

    61.1点(16人)

  • 観たひと

    24

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/6/30
上映時間 74分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚本八尋不二 
企画高森富夫 
撮影今井ひろし 
美術西岡善信 
音楽斎藤一郎 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口孝司 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 旅鴉
坪内ミキ子 おきん
姿美千子 おかよ
藤原礼子 目明しお安
ミヤコ蝶々 お蝶
茶川一郎 みの吉
芦屋雁之助 浪人
芦屋小雁 山伏
南都雄二 板前
藤田まこと 坊主
島田竜三 長五郎
名和宏 代官芹沢九郎二郎
真城千都世 お艶
夢路いとし 美濃辰
喜味こいし 男金長兵衛
白木みのる 坊主珍念
平参平 男金の子分岩吉
天王寺虎之助 尾州屋大八
西川ヒノデ ニセの大政
柳谷寛 番頭善兵衛
若杉曜子 おたね
寺島雄作 木挽き久助爺
伊達三郎 八州役人篠塚十左衛門
薮内武司 大八の子分源助
細谷新吾 お安の子分半太郎
千石泰三 八州同心森下勇
有村淳 大八の子分半助
芝田総二 目明し多十
滝のぼる おまん
戸村昌子 お竹
三藤愛子 お松
谷口和子 お梅
高森チズ子 お新
美吉かほる お鈴
山中登志子 お浜
金泥阿字子 お仲

解説

「手討」の八尋不二がオリジナル・シナリオを執筆、「悪名市場」の森一生が監督した時代喜劇。撮影はコンビの今井ひろし。出演は「手討」の市川雷蔵、「すてきな16才」の姿美千子など。

あらすじ

近くに黄金が出るという噂でお祭り騒ぎの男金(おがね)の宿場で一番の顔役長兵衛の許へわらじを脱いだ若い旅鴉は、子分の岩吉から長兵衛が田舎娘を集めて第二の顔役美濃辰のあいまい屋へ売っていることを知った。一方代官芹沢九郎二郎は長兵衛らの三悪人と女目明しお安を集めて当時賞金付きの兇状旅に出ていた清水次郎長召捕の相談を開くが、やがて議題は金山買占めの共同謀議へ変っていった。そして狙われたのが木挽きの久助と孫娘おかよの住む山吹谷。三悪人が抜け駆けを狙ってテンヤワンヤのところへあらわれたのが若い旅鴉。騒ぎを見事治め、美濃辰へ売られようとする娘たちのため、心ばかりの別れの宴を張ってやった。そしてさらに、芹沢の人身御供にされようとした機会を狙って父を殺した芹沢に仇討ちしよとするおきんの危機も救ってやった。そんな時、八州役人篠塚が、男金の宿場に次郎長潜入の報を得てやって来た。まさに宿場はテンヤワンヤの大さわぎ。その祭の夜、若い旅鴉がおかよと共に宿場で群衆にまじって踊っているスキに、山吹谷では長兵衛ら三人の悪人が久助を殺し、土地売渡しの証文をデッチあげた。その証文をめぐって芹沢以下が分け前の相談をしているところにあらわれたのは“俺こそは清水の次郎長だ”と名乗る男。マンマと証文を手にひきあげようとした自称次郎長に“待った”をかけたのは若い旅鴉。実はこの旅鴉こそほんとうの次郎長だった。かくて悪人たちはほろび、久々に清水に向う次郎長の顔も日本晴れだった。

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1963年7月下旬号

日本映画紹介:てんやわんや次郎長道中