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特別機動捜査隊 東京駅に張り込め

  • とくべつきどうそうさたいとうきょうえきにはりこめ
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  • 平均評点

    55.1点(9人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/5/12
上映時間 66分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督太田浩児 
脚本佐治乾 
永田俊夫 
企画川崎修英 
撮影星島一郎 
美術森幹男 
音楽菊池俊輔 
録音小松忠之 
照明大野忠三郎 
スチル山守勇 

キャスト

出演安部徹 秋山警部補
織本順吉 倉本部長刑事
南廣 井上刑事
亀石征一郎 土屋刑事
千葉真一 小松刑事
新井茂子 花川英子
久保菜穂子 矢島晶子
筑波久子 野沢町子
故里やよい 合原京子
菅井きん サダ
小川守 竹下弘
岡野耕作 竹下進一
月村圭子 進一の妻
浜田寅彦 坂口営業部長
高英男 塩田
安城百合子 朱実
田村雪枝 モデル嬢A
矢島由紀子 モデル嬢B
大録加寿子 モデル嬢C
愛川かおる 女店員文枝
片山滉 科検の技師
青山ミチ 歌手

解説

「遊民街の銃弾」の佐治乾と永田俊夫が共同で脚本を執筆、「特別機動捜査隊」の太田浩児が監督した刑事もの。撮影はコンビの星島一郎。

あらすじ

ファッションショーの舞台で一人の女が殺され、報を受けた特別機動捜査隊秋山班は直ちに急行した。彼女は新進デザイナー合原京子、死因は栄養剤に仕込まれた青酸カリによる中毒死で、そのすりかえはショーの前日夜八時から十時の間、京子のマンションの一室で行われたと判明した。だが貪欲に栄光への道を歩みつづけた京子の周囲は余りにも殺意を抱く者が多かった。まず実母のサダと異父妹の英子。幼い京子を残して再婚したサダは第二の夫にも先立たれ、今は京子のモードサロンの掃除婦、倉庫の一室で母子二人さむざむと暮らしていた。英子は事件後サダの行李から青酸カリを発見、それを洋裁学校の同級生で恋人の竹下に預けていたが、分析の結果毒物としての効果を失っていたことが認められ、当夜のアリバイも証明された。第二の容疑者デザイナーの矢島晶子は、事件当夜、竹下とスイングという喫茶店で打ち合せをしていたとのことで白。第三の容疑者は極東化繊の野沢町子、しかし当日は営業部長坂口と箱根へ浮気旅行、アリバイは証明された。四人目はかつて京子の恋人であったカメラマンの塩田、だが当夜は情婦朱実をひっぱり込んでの乱痴気パーティ。秋山班必死の捜査も空しく事件はふり出しに戻った。一方サダから巧みに京子のモードサロンを取り上げた晶子は、さらに坂口と手を結び町子を追い出してデザイン教室主任の地位を得、さらにパリ出品の栄誉を手に入れた。晶子の所持品から青酸カリが発見され彼女が逮捕されたのは、盛大なパリ行きの壮行会の真最中であった。しかしスイングの聞き込みから秋山班は再び竹下を連行、証言をくつがえし、続いて朱実の証言で塩田のアリバイも崩れた。その時、科検からの報告で青酸カリの包み紙に、竹下の現住所が発見されたという。時を移さず秋山班の活動が開始され、英子と共に逃亡寸前の竹下を東京駅で捕えた。英子の幸せを願って京子を殺害した竹下は、また同じ理由から晶子に罪をきせようと計ったのだ。

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1963年6月上旬号

日本映画紹介:特別機動捜査班 東京駅に張り込め