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アカシアの雨がやむとき

  • あかしあのあめがやむとき
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  • 平均評点

    61.6点(23人)

  • 観たひと

    36

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/4/14
上映時間 91分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督吉村廉 
脚色棚田吾郎 
砂山啓三 
原作川野京輔 
企画浅田健三 
柳川武夫 
撮影姫田真佐久 
美術小池一美 
音楽藤原秀行 
録音米津次男 
照明岩木保夫 
編集井上親弥 
スチル荻野昇 

キャスト

出演浅丘ルリ子 杉山恵子
高橋英樹 石崎英夫
葉山良二 近藤和也
西田佐知子 三好幸子
菅井一郎 朝川信造
原恵子 朝川かね子
高野由美 大石明子
相原巨典 中村恭介
庄司永建 木島四郎
武内悦子 あや子
大倉節美 マリ子
八代康二 小林昭二
佐野浅夫 高野支配人
千代侑子 朱実
早川名美 杉山千代
柳瀬志郎 船山
会田為久 植村
二木草之助 医師A
鴨田喜由 医師B
河上信夫 駐在巡査
山田禅二 茶店の主人
大川隆 店員
三浜元 週刊誌の記者
小柴隆 週刊誌のカメラマン

解説

明星所載・川野京輔原作を「愛と死のかたみ」の棚田吾郎と砂山啓三が共同で脚色、「サラリーマン物語 勝って来るぞと勇ましく」の吉村廉が監督したメロドラマ。撮影は「空の下遠い夢」の姫田真佐久。

あらすじ

霧につつまれた湖の岸でカンバスに向っていた石崎秀夫は、一人の女を救った。女はファッションモデルの杉山恵子といい、撮影のため湖に来てボートに乗ったが、突然挑みかかったカメラマンの中村を突き飛ばし、そのまま気を失なったという。恵子を元気づけていた石崎は、彼女の病身の母親と二人だけという淋しい生活を知り、いつかある感情を抱きはじめていた。東京へ帰った恵子を待っていたものは、中村の溺死とそれにまつわるスキャンダルの噂であり冷たく拒む舞台であった。仕事を探して歩き廻る恵子にとって心の支えは、フランス留学の希望に燃える石崎の激励だった。しかしそれが週刊誌に新進画家とモデルの醜聞として大きく扱われ、恵子は彼の将来のために姿を消した。悄然としている石崎を見て、ナイトクラブでピアノを弾きながら作曲を勉強している先輩の近藤は彼をクラブへ案内した。石崎と踊った歌手の三好幸子は石崎のひたむきな瞳に惹かれた。一方、偶然近藤や幸子のクラブの踊り子となって母親との生活を支えていくようになった恵子を、それと知らぬ近藤は愛しはじめていた。とうとう母親が亡くなり、悲嘆にくれる恵子は“アカシアの雨に打たれて、このまま死んでしまいたい--”とペンを走らせていた。石崎が湖畔で描いた“霧の湖”が展覧会に入賞した。石崎が自分の画に見入っている恵子を会場で見つけたとき、連れ立って来た近藤と幸子にばったり会った。凝然と立ちつくす四人に突然襲いかかってきたのは、恵子に執着する元マネジャー木島配下のやくざである。石崎はやくざの一人がふるったチェーンに両眼を叩かれた。失明の恐怖に絶望する石崎を恵子は思い出の湖畔へ療養に連れていった。恵子の必死の看病の甲斐あって、石崎が絵筆を再び握る自信を取り戻したころ、近藤と幸子の“アカシアの雨”の哀愁に満ちた旋律が街に流れはじめていた。

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