男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

俺の背中に陽が当る

  • おれのせなかにひがあたる
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    62.2点(14人)

  • 観たひと

    27

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/4/7
上映時間 98分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中平康 
脚色佐原靖郎 
中平康 
原作渋谷健 
企画水の江滝子 
撮影高村倉太郎 
美術大鶴泰弘 
音楽伊部晴美 
録音片桐登司美 
照明森年男 
編集丹治睦夫 
スチル式田高一 

キャスト

出演浜田光夫 
吉永小百合 朝子
内田良平 健三
南田洋子 幸子
佐藤公明 康夫
小沢直好 俊夫
北見治一 小谷
山内明 麻生
安部徹 山田
下絛正巳 白木
楠侑子 エマ
小高雄二 青島
深江章喜 黒木
小野良 赤岩
平田重四郎 
野呂圭介 芳ッちゃん
榎木兵衛 英ちゃん
河上信夫 磯部
梅野泰靖 英世
佐野浅夫 前田
木下雅弘 洋二
星ナオミ 
近江大介 トニー
亀山靖博 テリー
光沢でんすけ ピンゾロ松
玉村駿太郎 坂本
石崎克巳 
鈴木瑞穂 部長刑事

解説

渋谷健の原作を佐原靖郎と中平康が共同で脚色、「泥だらけの純情(1963)」の中平康が監督した青春ドラマ。撮影は「非行少女」の高村倉太郎。

あらすじ

健三、滋の兄弟はビルの窓を磨くガラス拭きである。健三はかつてはやくざの世界でならした男であったが、いまは一粒種の康夫を中心に明かるい家庭を築いていた。ある日、ビルの置時計が盗まれ前歴を調べられた健三はクビになった。折も折、もといた山田組から小谷の使いというチンピラの透が来て、帳簿をみて貰いたいという。小谷は現組長山田を抹殺しボスの座に直る企みであったが、稼ぎのなくなった健三には札束が魅力だった。彼等の巣窟の地下室で健三は脱税のための帳簿をつくってやり、その後チャイニーズモーゼルの射ち方を教えてくれと頼まれ、標的の麻袋を鮮やかな早射ちでぶち抜いた。その夜健三の部屋には久しぶりに明かるい笑いがもれ、滋は恋人の朝子と仲の良いところを見せてひやかされていた。その頃、山田のアパートの前に蜂の巣となった山田の死体がおかれ傍にはチャイニーズモーゼルが落ちていた。康夫にせがまれて出かけた映画館の前で健三は逮捕された。だが、突然チンピラの透が組長の仇と躍り込み、健三は背後からナイフで突かれた。駈け寄った滋に健三は「俺じゃない」といって息を引きとった。警察への陳情、透との対決もすべて空しいと知った滋は、兄の汚名を雪ぐべく立ち上った。数日後、滋は小谷の事務所にのりこみ、半殺しにあった後小谷から盃を貰った。滋の活躍は華々しく、警察に留置されることもしばしばで小谷はゴキゲンだった。滋はふとしたことでウスノロのチンピラから山田殺害の真相を聞いて憤然とした。それを感づいた小谷は滋を地下室に監禁した。裏切者の子分を滋に射殺させて高飛びする計画の小谷は、康夫を楯に拳銃を握らせた。滋が一瞬のスキをみて電灯を吹きとばし、浅ましい仲間同士の射ちあいとなった。パトカーが到着した時、小谷は死んでいた。真相の一切も小谷の情婦エマがすすんで白状した。

関連するキネマ旬報の記事

1963年5月下旬号

日本映画批評:俺の背中に陽が当る

1963年5月上旬号

日本映画紹介:俺の背中に陽が当る