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続・座頭市物語

  • ぞくざとういちものがたり
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  • 平均評点

    64.3点(105人)

  • 観たひと

    176

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/10/12
上映時間 72分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色犬塚稔 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影本多省三 
美術太田誠一 
音楽斎藤一郎 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集谷口孝司 
スチル浅田延之助 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
水谷良重 お節
万里昌代 おたね
城健三朗 渚の与四郎
中村豊 鏡の三蔵
沢村宗之助 関の勘兵衛
杉山昌三九 民五郎
嵐三右衛門 吉田甲斐
山路義人 弥平
柳永二郎 飯岡助五郎
春本富士夫 黒田越前守
水原浩一 勘造
伊達三郎 森助
南条新太郎 白石左門
南部彰三 柏屋五右衛門
井上明子 お芳
若杉曜子 お清
高倉一郎 稲造
浅尾奥山 金兵衛
玉置一恵 宇野助
浜田雄史 安七
春日清 田代
横山文彦 惣兵衛
福井隆次 大八
若原進 粂助
志賀明 米八
沖時男 八州役人
大杉潤 百姓
大林一夫 梅吉
愛原光一 藤六

解説

前作についで第二作目。子母沢寛原作を、前作と同じく犬塚稔が脚色、「江戸へ百七十里」の森一生が監督したやくざもの。撮影は「青葉城の鬼」の本多省三。

あらすじ

下総、取手川の渡しでやくざ達が一人のあんまを川へ突き落そうとした。瞬間、勘造が顔を斬られた。驚愕した仲間の森助らは市を取り囲んだ。が、突然、片腕の浪人与四郎が邪魔に入り退散させた。去って行く彼を無言で見送る市。二人の間には何か曰くがありそうだ。座頭市は大名黒田越前守のもみ治療の帰途、家中の侍に襲われた。狂っている殿様の秘密を封ずる手段だ。が、居合斬りの名人座頭市は一瞬三人を斬り捨てた。あわてた黒田家臣は市暗殺の賞金を出した。張り切った与四郎の子分三蔵は市に斬りかかったが、なぜか与四郎は手出しをしない。ただ市がお節を抱いて去って行くのを見ているだけだ。その夜、座頭市はお節と一夜を明かして今度逢う時は、昔の恋人お千代の身代りでなくお節自身として来ると約した。そしてお節の世話で舟をやとい水路笹川へ向った。飯岡助五郎の鉄火場で、かつて座頭市と相思相愛だったおたねが、飯岡一家がお尋ね者渚の与四郎召捕りと市を斬る策略を知った。彼女は市が来ているという西光寺へ駈けつけた。そこには以前笹川飯岡の喧嘩で平手造酒を斬った市が回向をつとめていた。黒田家から市を斬るよう命ぜられた勘兵衛一家は、市を取り巻き斬りかかったがもとより彼の敵ではない。ついに勘兵衛一人になってしまった。それを見た与四郎は勘兵衛から斬り賃二十両をせしめて抜刀した。彼は市の実兄であり、市の女お千代を奪ったことがあった。が、お千代が死んだと知ると矢庭に与四郎を切った。ちょうどそこへ助五郎を先導とする八州捕方の一団が来た。市は与四郎をかばって水中に姿を消した。まもなく、市たちが溺れ死んだと嘲笑し合っていた助五郎と勘兵衛たちの行手に、抜刀を下げて立ちふさがった黒い影は。その痛快な啖呵と凄じい剣法でまぎれもない座頭市その人だった。

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