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長脇差忠臣蔵

  • ながどすちゅうしんぐら
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  • 平均評点

    56.3点(10人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/8/12
上映時間 96分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督渡辺邦男 
脚本八尋不二 
渡辺邦男 
企画浅井昭三郎 
撮影渡辺孝 
美術太田誠一 
音楽福永久広 
録音大谷巖 
照明伊藤貞一 
編集宮田味津三 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演市川雷蔵 堀ノ内喜三郎
本郷功次郎 有栖川ノ宮
勝新太郎 大前田英五郎
宇津井健 掛川の次郎吉
小林勝彦 若駒の半次
大瀬康一 桂小五郎
丹羽又三郎 玉稲荷の佐吉
林成年 六郷の新三
友田輝 中村半次郎
島田正吾 清水次郎長
藤村志保 太十の娘おみね
浦路洋子 おしの
阿井美千子 おしま
近藤美恵子 おのぶ
月丘夢路 おせき
天知茂 小松伊織
名和宏 本多備前守
上田吉二郎 二俣の藤兵衛
石黒達也 柄沢の吉兵衛
中村鴈治郎 袋井の太十
浅野進治郎 板倉伊賀守
千葉敏郎 源太
荒木忍 相生の重吉
守田学 十兵衛
杉山昌三九 田原の嘉十
林寛 荒浜の熊五郎
市川謹也 権次
浜田雄史 政吉
石原須磨男 居酒屋の親父
寺島貢 姫島の仙吉
毛利郁子 お加代
嵐三右衛門 小松平左衛門
原聖四郎 遠山信濃守

解説

「鉄砲安の生涯」の八尋不二と「三百六十五夜(1962)」の渡辺邦男が共同でシナリオを執筆、渡辺邦男が監督したやくざの忠臣蔵。撮影もコンビの渡辺孝。

あらすじ

長らく圧政、横暴を極めた徳川幕府にも漸く崩壊の兆しがみえてきた。遠州の宿を縄張りとする掛川の次郎吉は、民百姓の安らかに暮せる世相にと、勤皇の中村半次郎や桂小五郎らと気脈を通じていた。それを次郎吉と縄張りを争う二俣の藤兵衛から知らされた老中本多備前守、浜松城々主は、いつか次郎吉を亡きものにせんとしていた。ある日、幕府は勤皇倒幕の気運牽制のため急拠上様上洛を決定し、道中の目障りの家屋は全部壊すよう藤兵衛に命じた。怒った次郎吉は老中に嘆願するが、殺された。そして解散が命ぜられた。折よく掛川一家の大黒柱、堀の内喜三郎が旅から帰ってきた。が、喜三郎は親分の女房おせきの意見に従い時節を待つ決心をした。喜三郎は桂小五郎を伴って清水の次郎長親分を訪ねた。半二、佐吉は新三の案内で彼の恋人おみねの父、袋井の太十を訪ねた。一方、浜松城城代家老小松平左衛門は、息子の伊織に命じ喜三郎の動向を探らせていた。彼はおのぶという美貌の女刺客に喜三郎の動きを見張らせた。一方、喜三郎は、倒幕軍が行動を起したときが老中を討つ時機と計算していた。そのチャンスは、意外に早くきた。有栖川宮を征東と仰ぐ倒幕軍が、敗走する幕軍を追って出発、それを迎え撃つ浜松藩主力が城を後にしたからだ。早速、親分の仏前に子分四十数名の戒名を供え、一行は大前田英五郎の名を借りて浜松へ向かった。が、道中で本物の大前田英五郎にバッタリ会った。だが、英五郎は自から壮途をはげますのだった。翌日の夜、東征車と幕軍の織りなす砲声を背景に、揃いの喧嘩装束の喜三郎らの一団が浜松城へ殴りこんだ……。戦い終った東の空は、あたかも日本の夜明けを象徴するかのように白さを増して輝いていた。

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