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警視庁物語 謎の赤電話

  • けいしちょうものがたりなぞのあかでんわ
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  • 平均評点

    70.5点(15人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/6/24
上映時間 65分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督島津昇一 
脚本長谷川公之 
企画斎藤安代 
撮影佐藤三郎 
美術田辺達 
音楽富田勲 
録音広上庄三 
照明原田政重 
編集祖田富美夫 
スチル丸川忠士 

キャスト

出演神田隆 捜査主任
堀雄二 長田部長刑事
花澤徳衛 林刑事
南廣 北川刑事
山本麟一 金子刑事
須藤健 渡辺刑事
大木史朗 高津刑事
小金井秀春 渋谷署刑事課長
久保一 通信指令室係員
滝島孝二 通信課員
最上逸馬 警官
山の内修 パトカーの乗務員A
久保比左志 パトカーの乗務員B
桂京子 婦警
亀石征一郎 池田春夫
岡部正純 イタチの松
杉義一 山岡弘
藤里まゆみ マダム咲枝
愛川かおる 妹百合
伊沢一郎 小林順之助
風見章子 妻文枝
水上竜子 娘令子

解説

東映名物の警視庁シリーズの第十八話で昭和三十一年二月「警視庁物語 逃亡五分前」でスタート以来今年で六年めである。長谷川公之のオリジナル・シナリオから「荒原牧場の決闘」の島津昇一が監督、撮影は「白い熱球」の佐藤三郎。

あらすじ

白昼の銀座で誘拐された道子という少女が三日後、行李詰の死体となって発見された。警察への届け出がもっと早かったらと捜査本部が口惜しがっている時、新たな誘拐事件が起こった。警視庁の捜査主任と三人の刑事は渋谷の小林邸で、誘拐された信彦少年の両親から犯人の脅迫状を見せて貰った。父順之助は、数日前に紙入れを掏られたこと、自分の会社で遣い込みをした社員山岡をクビにした以外に心当りはないという鑑識課の調べで、脅迫状は先の道子事件の時と同じ活字によるものと判った。追い討ちをかけるように、犯人から百万円の身代金をよこせという電話が、小林邸にかかった。当局は青山電話局の協力でその声を録音することに成功した。一方、芝の水着喫茶に張り込んだ北川刑事は山岡弘を捕えたが事件に関係がなかった。再び小林邸に電話をかけた男が、浜松町駅前の公衆電話ボックスで、パトカーに追いつめられた。掏摸のイタチの松で、池田という男に頼まれて道子を一晩預かったことや、信彦少年の父から掏った名刺と家族の写真を池田に渡したことを白状に及んだ。道子と同様、信彦を誘拐したのは池田なのだ。パトカーが、信彦のいるガード下の小屋に急行したが、すでにもぬけの空で池田が働いていたという印刷所、下宿を洗った結果、大学への入学金欲しさの犯行と判った。当局の活躍により高飛び寸前の池田は高速道路上で手錠をかけられ信彦少年は自動車のトランクから救い出された。

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