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憎いあンちくしょう

  • にくいあんちくしょう
  • I Hate but Love
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  • 平均評点

    63.1点(100人)

  • 観たひと

    139

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/7/8
上映時間 104分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督蔵原惟繕 
脚本山田信夫 
企画水の江滝子 
撮影間宮義雄 
美術千葉和彦 
音楽黛敏郎 
録音橋本文雄 
照明藤林甲 
編集鈴木晄 
スチール井本俊康 

キャスト

出演石原裕次郎 北大作
浅丘ルリ子 榊田典子
芦川いづみ 井川美子
小池朝雄 小坂敏夫
長門裕之 一郎ちゃん
川地民夫 尾崎宏
佐野浅夫 奥山
梅野泰靖 吉岡
井上昭文 
草薙幸二郎 ラジオ局のディレクター
神山勝 野球場のアナ
小泉郁之助 関東テレビ部課長A
雪丘恵介 関東テレビ部課長B
河野弘 関東テレビ部課長C
杉江弘 関東テレビ部課長D
天草四郎 禿頭の男
葵真木子 経理部の女
山田禅二 ドライブ・インの親父
高品格 フェリー・ボート係員
木下雅弘 ガソリン・スタンドの少年
木島一郎 深夜食堂の主人
英原穣二 尾道ガソリン・スタンド係員
河上信夫 医者
柴田新三 定期便の運ちゃん
福田トヨ 旅館の女中

解説

「上を向いて歩こう」の山田信夫のオリジナル・シナリオを「銀座の恋の物語」の蔵原惟繕が監督した青春ドラマ。撮影はコンビの間宮義雄。

あらすじ

北大作はマスコミから追いまわされる「現代のヒーロー」で、映画出演、テレビ座談会、司会、原稿執筆等々、一分一秒まで予定で埋っている。そんな彼を支配するのは、マネジャー兼恋人の榊典子という近代娘。二人は二年前から「ある瞬間」がくるまで、指一本ふれないという約束をかわしている。時間で動く機械のような生活に倦怠を感じている大作の前に、井川美子が現れて情勢は一変した。「ヒューマニズムを理解できるドライバーを求む。中古車を九州まで連んでもらいたし。但し無報酬」という奇妙な三行広告が、大作の受け持つテレビ番組とりあげられたのが事の始まり。美子の恋人で医師の敏夫は、九州の片田舎に住んでもう二年も離れたままだが、今なお二人の間には純愛が続いている。大作の体中の血がたぎった。「僕が運びます!」彼が本番最中のテレビ・スタジオを飛び出したので、典子やディレクターの一郎は大あわて。典子はスポーツ・カーで、ジープを飛ばす大作を追った。いち早くこの事件から新番組を企画した一郎たちの取材班、新聞社の車がそれに続いた。静岡、豊橋、名古屋、京都--。典子は愛する大作の突飛な行動を正当化し、話題の焦点にしようと一芝居打つが、それは失敗に終った。大作の心には、井川美子の純愛をたしかめることしかないのだ。幾多の困難を排してジープは一路九州へ。福岡の山笠まつりの混乱の中で、群衆にもまれた典子は大作に救い出された。大作は典子との間にあった倦怠が崩れ、ついに「ある瞬間」がやってきたのを知った。阿蘇の大噴火口を越えると、目的地は近い。洗川村では美子と敏夫が大作を待っていた。ジープを渡した大作は、東の空にのぼる太陽を見つめて、典子に叫んだ。「さあ、きょうから僕たちの第一日目だ!」と--。

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