男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

閉店時間

  • へいてんじかん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    74.2点(32人)

  • 観たひと

    45

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/18
上映時間 99分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上梅次 
脚色白坂依志夫 
原作有吉佐和子 
企画藤井浩明 
撮影中川芳久 
美術間野重雄 
音楽中村八大 
録音橋本国雄 
照明久保田行一 
編集鈴木東陽 
スチル椎名勇 

キャスト

出演若尾文子 松野紀美子
野添ひとみ 藤田節子
江波杏子 牧サユリ
川口浩 生方誠
竹村洋介 竹井安雄
川崎敬三 畠英也
潮万太郎 森川課長
大木実 鶴岡
村上不二夫 中山
渋沢詩子 稲子
紺野ユカ 久江
田中三津子 良子
宇野良子 元子
花井弘子 和子
中条静夫 荒木
石井竜一 富沢
結城千里 恵子
夏木章 新津
長谷川峰子 三谷友子
八潮悠子 美千代
若松和子 「とと」のマダム
三浦友子 奈美
川畑愛光 小原
松本幹二 ケイ坊
吉葉司郎 ボーイフレンドA
山中雄司 ボーイフレンドB
日高加月枝 加藤
星ひかる 警備員
早川雄三 中年の客
新宮信子 和服の女
岡崎夏子 食堂のおばさん
花野富夫 ライブラリーの青年
藤野千佳子 ライブラリーの少女
響令子 主婦A
真杉美智子 主婦B
志保京助 主婦C
花村泰子 主婦D
明石百合子 主婦E
目黒幸子 メガネの婦人客
三島愛子 婦人客
土方孝哉 エレベーターの若者
横山明 若者A
丸井太郎 若者B
伊達正 お上りさん老夫婦
橘喜久子 お上りさん老夫婦
白井玲子 女店員A
一条淳子 女店員B
楠よし子 婦人客A
藍三千子 婦人客B
竹里光子 婦人客C
有島圭子 婦人客D
赤沢未知子 客A
本田有樹子 客B
佐藤八郎 客C
松村若代 客D
谷謙一 薬剤師
萱みゆき 書籍売場の子
小山内淳 キッチンのコック

解説

読売新聞連載有吉佐和子の原作から「うるさい妹たち」の白坂依志夫が脚色、「黒蜥蜴(1962)」の井上梅次が監督したB・Gもの。撮影もコンビの中川芳久。

あらすじ

紀美子、節子、サユリの三人は、同じ高校から東京デパートへ入社した仲良しだ。紀美子は呉服売場、節子は食料品売場、サユリはエレベーターと三人とも職場は違うが、短かい休憩時間を利用してはお互の悩みを話し合うのだった。真面目だが勝気な紀美子は女性は男性と対等でなければならないと信じている。だから新入社員の生方誠が、ことごとに女性を軽蔑したそぶりを見せるのが我慢出来ない。紀美子は何かと生方に対立するが、いつしか恋に発展して行った。一方、節子はいたって家庭的な女の子、生活の充実を漠然と求めて働いているうちに食品会社の出張社員竹井と知り合うようになった。今時珍らしいほど堅実な青年である竹井を節子はだんだん好きになった。だが、食品売場の主任はこの二人の仲を良く思わなかった。問屋の店員とデパートの売子が交際するのはいけないというのだ。何かにつけ竹井に言いがかりをつける主任をみると、節子は、憤りを感じないわけにはいかなかった。エレベーター係のサユリは恋愛を自由に楽しむ主義、閉店時間になると派手な化粧をして夜の街へとび出すのだ。そのうち彼女は宣伝部の畠と知り合った。妻子のいる彼と恋を楽しむサユリ、だが、そんな彼女でもふっと淋しくなることがあった。やがて畠は彼女に内証で姿を消した。派手好きなサユリはもうデパートにいやけがさし、とうとうバーにくらがえしてしまった。節子は主任にいじめられながらも、竹井をかばい、二人の健康な家庭を築こうと未来に夢をはせるのだった。また、紀美子と生方はけんかしながらも相手の良さを知るようになり、売場主任の仲人で結婚することになった。あわただしい閉店時間、彼女たちはそれぞれの生活へと解放されて散っていくのだ。

関連するキネマ旬報の記事

1962年6月上旬号

日本映画批評:閉店時間

1962年5月下旬号

日本映画紹介:閉店時間

1962年4月下旬号

新作グラビア:閉店時間