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座頭市物語

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  • Life and Opinion of Masseur Ichi
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  • 平均評点

    77.8点(307人)

  • 観たひと

    432

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    67

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/18
上映時間 96分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督三隅研次 
脚色犬塚稔 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影牧浦地志 
美術内藤昭 
音楽伊福部昭 
録音大谷巖 
照明加藤博也 
編集菅沼完二 
スチル松浦康雄 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
万里昌代 おたね
島田竜三 笹川繁造
三田村元 松岸の半次
天知茂 平手造酒
中村豊 飯岡乾分猪助
真城千都世 半次女房お芳
毛利郁子 繁造女房お豊
南道郎 飯岡乾分蓼吉
柳永二郎 飯岡助五郎
千葉敏郎 飯岡乾分政吉
守田学 飯岡乾分清助
舟木洋一 笹川乾分与五郎
市川謹也 笹川乾分茂吉
尾上栄五郎 笹川乾分利兵衛
山路義人 蓼吉の父親弥平
堀北幸夫 笹川乾分金治
福井隆次 笹川乾分大八
菊野昌代士 車の人足
越川一 百姓男
志賀明 壺振り
浜田雄史 飯岡乾分安七
愛原光一 後押し
西岡弘善 飯岡乾分為造
木村玄 客の正六
千石泰三 笹川乾分伊七
谷口昇 笹川乾分友蔵
細谷新吾 飯岡乾分音七
長岡三郎 西光寺住職瑞念
馬場勝義 飯岡乾分羽子造
結城要 飯岡乾分磯次
淡波圭子 お咲
小林加奈枝 笹川飯炊お兼

解説

子母沢寛の随筆集「ふところ手帖」から「色の道教えます 夢三夜」の犬塚稔が脚色、「銭形平次捕物控 美人蜘蛛」の三隅研次が監督した遊侠もの。撮影は「蝙蝠屋敷」の牧浦地志。

あらすじ

下総飯岡の貸元助五郎の所へ草鞋を脱いだ異風なやくざは、坊主で盲目で人呼んで座頭市。ツボ振りでも居合抜きでも目明きの及ばぬ市の腕を見込んだ助五郎は、彼を客分扱いにし乾分蓼吉を世話係につけた。やくざ嫌いでやくざの飯を食う市は、釣で逢った病身の浪人平手造酒と心をふれ合う思いをしたが、その造酒は助五郎とは犬猿の仲の笹川親分の食客となった。助五郎は新興勢力の笹川一家を叩き潰す機会を狙っているが、その時は市と造酒の面白い勝負が見られると乾分たちにうそぶいた。その頃、身投げしたか落されたか蓼吉の女お咲が水死体となって溜池に浮かんだ。何気なくそこを訪れた市は再び造酒と逢い、その夜二人は酒をくみかわした。お互いに相手の剣に興味を持ったが、やくざの喧嘩に巻込まれて斬り合うのは御免だと笑い合った。この時造酒を訪れた笹川の繁造は、市が飯岡の客分と知り乾分に市を斬るよう命じた。帰り途、市を襲った乾分は市の刀に一たまりもなかった。市の腕前に驚いた繁造は、造酒に喧嘩の助勢を頼んだが造酒は頭から断った。一方、市は昨夜の答礼に酒を贈ろうと思い蓼吉にその使いを頼んだが、代りに行った弟分の猪助は間もなく無惨な死体となって飯岡の鉄火場で発見された。笹川は、この機会を利用して喧嘩を売る決意をしたがそんな時、造酒が血を吐いて倒れてしまった。それを知った助五郎は好機到来とばかり喧嘩支度にかかった。笹川の繁造は、飯岡勢を笹川宿場の迷路へさそい込み座頭市は鉄砲でうちとる策略を立てた。それを知った病床の造酒は鉄砲をうつことだけはやめてくれ、その代り自分が働くと繁造に頼むのだった。そこへ造酒を訪ねた市は、彼が友情のため死を決して喧嘩に加わったことを知った。笹川の作戦は功を奏し飯岡方は苦戦に陥った。血をはきながら斬りまくる造酒。その行手には座頭市が立っていた。ついに二人の宿命的な対決の時が来たのであった。座頭市の剣に造酒は倒れた。そしてこれに勢いづいた飯岡勢が勝利することとなった。市は造酒の弔いを寺の小僧に頼む。そして仕込み杖も一緒に埋めさせるのだった。市を慕うおたねは川沿いの道で彼を待っていたが、市は裏道を独り下総を去っていくのだった。

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