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太平洋のGメン

  • たいへいようのじーめん
  • G-Men in the Pacific
  • G-Men in the Pacific


  • 平均評点

    60.7点(13人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/22
上映時間 86分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石井輝男 
脚本石井輝男 
企画植木照男 
製作大川博 
撮影西川庄衛 
美術進藤誠吾 
音楽河辺公一 
録音加瀬寿士 
照明元持秀雄 
編集祖田富美夫 
スチル田中牧夫 

キャスト

出演片岡千恵蔵 広上
江原真二郎 吉田健次
丹波哲郎 水原
沖竜次 松本
八名信夫 竹林
山の内修 梅田
佐久間良子 朱実
吉田義夫 藤村
滝島孝二 藤村の子分A
久地明 藤村の子分B
梅宮辰夫 宗方
小野透 大野
沢田実 宗方の子分
亀石征一郎 加山
杉義一 クロークの男
富田仲次郎 影山
久保一 影山の子分A
エンベル・アルテンバイ 影山の子分B
山形勲 陳社長
南廣 兵藤
沢彰謙 中野
佐々木孝丸 松野完治
大東良 松野の子分
片山滉 土井
伊沢一郎 剛田
津路清子 別荘の留守番女
松本克平 ××丸船長
大木史朗 チーフ・オフィサー
水谷美津子 看藤婦
有馬新二 楽屋番
相馬剛三 張込みの刑事
富田日出男 小森
岡野耕作 神戸署の刑事
北峰有二 救急車の係員A
森弦太郎 救急車の係員B
滝沢昭 警官
近衛秀子 華僑の老婆
田村茂子 ウェイトレス
都健二 アナウンサー
秋月竜 老医師
光岡早苗 バーの女A
長野賀津子 バーの女B
大東俊治 ボーイ
須藤健 保安官

解説

「恋と太陽とギャング」の石井輝男が脚本・監督を相当したアクションもの。撮影は「地獄の底をぶち破れ」の西川庄衛。

あらすじ

玄界灘で夜釣を楽しんでいた流れ者の健次は、奇妙なブイを釣り上げた。その帰り途、彼は二人の男に襲われ、ある屋敷につれ込まれた。そこへ現れた水原と名乗る男は他人に口外しないことを条件に健次に五十万円を与えた。だが出された酒を口にした健次はそのまま意識を失ってしまった。気を失ったまま走るモーターボートへ乗せられていた健次は、広上という男に救われた。翌朝、屋敷へ金を取り戻しに行った健次は、そこが新歌舞伎中村枝雀の別荘で水原などという男は居ないことを知った。土地のボス藤村をあたれという広上の言葉にキャバレークインピーを訪ねた健次は、ホステスの朱実からその男が福岡へ行ったことを聞かされた。福岡で巡業中の枝雀を訪れた健次は、偶然そこで若い男が枝雀を刺し殺すのを目撃した。だが、彼は犯人とまちがえられ危ういところを広上に救われた。五十万円出しても手に入れたい品物とは一体何か。神戸が臭いとにらんだ二人は、神戸へとんだ。健次に一目惚れの朱実もこれに加わった。推定通り、水原は取引のため神戸に来ていた。水原の取引相手の影山と陳は、水原から品物を横取りしようと企てた。それを知った広上は自分を加えろと強要した。取引の当日、広上の前に現れたのは水原ではなく子分の松本だった。水原は広上らの企みを感づいたのだ。陳の子分の拳銃が火をふき、松本の手にする袋から宝石が散乱した。その時、玄界灘から水原をずっとつけて来た宗方一味が乱入し混戦となった。逃げようとする松本。だがそこへ駆けつけた健次の拳銃に肩を射抜かれ、虫の息で枝雀殺しを自供した。ボスは横浜の松野……と言い残してこときれた松本。一方、本物の宝石を持った水原は横浜へ向った。松本のはにせものだったのだ。それを尾行して健次も横浜へ。だが横浜で水原を待っていたのは宝石を一人占めしようとするボス松野の銃口だった。翌日、単身南米行きの船に乗ろうとした松野は、健次に助けられた水原の銃弾を浴びて息をひきとった。船上では松本の子分と広上の壮烈な銃弾戦が始まった。近づく海上保安庁の巡回船。一味はついに一網打尽にされた。広上は密輸取締り官だったのだ。次の仕事で対馬へ向う広上を見送る健次と朱実の顔は明るかった。

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