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晴子の応援団長

  • はるこのおうえんだんちょう
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  • 平均評点

    57.0点(7人)

  • 観たひと

    9

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/8/5
上映時間 64分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督酒井欣也 
脚本高橋二三 
製作小角恒雄 
撮影森田俊保 
美術平高主計 
音楽池田正義 
録音妹尾芳三郎 
照明高下享三 
編集浦岡敬一 

キャスト

出演鰐淵晴子 天使のマリー
鰐淵晴子 岡部晴子
十朱久雄 岡部辰吉
藤間紫 岡部菊枝
竹脇無我 岡部一郎
山下洵二 前川俊介
坂本武 前川善助
桜むつ子 しげ代
藤由紀子 由美
柳谷寛 松谷先生
若水ヤエ子 トミ子
水科慶子 夏子

解説

「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」の高橋二三のオリジナル・シナリオを「雁ちゃんの警察日記」の酒井欣也が監督した喜劇。撮影は「二階の他人」の森田俊保。

あらすじ

練馬鑑別所に腕にエンゼルの刺青を彫った「天使のマリー」と呼ばれる娘ペテン師が収容されていた。補導員の松谷先生も手を焼くズベ公だったが、根は純情で正義感の強い少女だった。ある日、そのマリーが脱走した。そして、彼女と瓜二つの高校生岡部晴子にめぐり逢った。晴子は両親に叱られて家出して来たのだった。家へ帰りたくないという晴子の言葉にマリーは、お互の服をとりかえ、マリーが晴子に、晴子がマリーに、変装してしまった。自動車事故で記憶喪失したと称して、うまうまと岡部運動具店に入りこんだマリーは「ネリカン」時代の癖がでて、ヒヤ汗の連続。しかし、人のいい辰吉、菊枝の夫婦は全然疑おうともしなかった。向いの前川食堂の一人息子俊介は、晴子の亡くなった兄一郎の親友で、共に城南大学の花形だったが、一郎は練習の無理がたたって急逝し、俊介だけがプロ球団のスカウトから追い廻される選手となっていた。それが辰吉、菊枝夫婦には面白くなかった。マリーの晴子は俊介との交際を禁止されるが、マリーは平気で俊介のために応援するのだった。そのマリーにとってしゃくなのは、城南大学の試合を必ず応援する美しい娘由美の存在だ。マリーは激しく由美と争った。そんなある日、俊介は外野フェンスに肩をぶつけてしまった。マリーは親身になって看護した。由美も外国製の薬を持って駆けつけた。そうしているうちに、優勝戦の日が近づいて来た。マリーも由美も早くからスタンドに詰めかけた。そんなところに、晴子が「ネリカン」から脱走して球場に駆けつけて来た。松谷先生もどちらがマリーかわからず目を白黒。やっとマリーを捕えた時、試合は最終回、俊介のホームランで試合は逆転した。熱狂するファンに囲まれている俊介を横目にみながら、「ネリカン」へ帰るマリーは、松谷先生と一緒に淋しくを出ていくのだった。

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