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雲の上団五郎一座

  • くものうえだんごろういちざ
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  • 平均評点

    66.3点(56人)

  • 観たひと

    85

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル コメディ / ミュージカル
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/15
上映時間 84分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督青柳信雄 
脚色長瀬喜伴 
新井一 
原作菊田一夫 
製作杉原貞雄 
山本紫朗 
撮影鈴木斌 
美術北猛夫 
北辰雄 
音楽松井八郎 
和楽望月太明蔵 
録音中川浩一 
照明西川鶴三 
編集庵原周一 
助監督高野昭二 
松森健 
スチール中山章 
振付松原貞夫 

キャスト

出演フランキー堺 酒井英吉
水谷良重 万はるみ
榎本健一 雲の上団五郎
三木のり平 仁木のり蔵
八波むと志 輪八太蔵
丘寵児 勝見竜之助
早崎文司 尾上市太郎
古川保夫 花村六郎
和気成一 守山音弥
森川信 村井武雄
沢村いき雄 松本菊之丞
由利徹 矢利通
南利明 三上俊夫
佐山俊二 須山新二
森明子 女優花枝
花菱アチャコ 万善五郎
清川虹子 女房おしま
藤木悠 親分辰五郎
北川町子 妾お柳
筑波久子 浅山道子
高島忠夫 柳川社長
内田朝雄 広田課長

解説

菊田一夫原作の同名舞台劇から「アワモリ君西へ行く」のコンビ、長瀬喜伴と新井一が共同で脚色、「サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点」の青柳信雄が監督した喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。パースペクタ立体音響。

あらすじ

ドサ廻りの雲の上団五郎一座の座長、団五郎は、大劇場で華々しく公演するのを夢みている男だが、現実はなかなか厳しく相変らずのドサ廻りを続けていた。祭礼で賑うある田舎街。さっそく一座は小屋を掛けたが、座員は座長をはじめ女形ののり蔵、太蔵、竜之助、武雄、菊之丞など小人数なため一人一人が三役も四役もこなさなければならずてんやわんや。出し物はのり蔵の「娘道成寺」と「母恋笠」。この芝居を見に来た土地の親分の妾お柳は、すっかりのり蔵に熱を上げた。二人は蓬びきの約束までした。それを知った親分はカンカン。一座は親分の怒りをかって荷物と共に放り出された。芋ばかりかじりながら一座はようやく四国へたどりついた。途中一同は酒井英吉という青年に声をかけられた。とうとうと演劇論をまくし立てる酒井も実は胃の中がカラッポ。酒井が四国の人間であることから、わらをもつかむ気持で、団五郎は彼に四国の万興行に一座の売込みを頼んだ。英吉は、「東京大歌舞伎・雲の上団五郎一座」の売り込みに成功、英吉は一座のためにー大悲劇「ラブミー牧場」を書きおろした。だが、悲劇も団五郎一座にかかってはたちまち喜劇に早替り。おまけに国定忠治のセリフまで出てくるとあって万善五郎は気を失った。ところが意外なことに小屋の前は連日長蛇の列。今日は京阪神興行の社長が見物に来るという日、一座の珍芸珍演に観客は大よろこび、いよいよ大阪の大劇場の出演が決った。ついに望みがかなってはりきる団五郎一座、真面目に演技をしているつもりの役者たちだが、トンマな珍芸に場内には爆笑がいつまでも続くのだった。

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